しゃべれどもしゃべれども

時間無いクセに観に行ってしまいました。

久々にいい映画に出会えました。最初から終わりまで飽きずに観られる映画、最後がすっきりする映画ってなかなかありません。
欲を言えばいろいろあるけど。落語全部観たいなぁ、とか男の子の落語シーンもっとやってほしかったとか、恋愛関係のところもう少し丁寧にやってほしかったなとか…。

太一さんの演技については、所々「素」みたいなのが見えてしまいましたが、中盤からは「三つ葉」として観れました。ちょうど本人自身、TOKIOの中でも事務所的にも「中堅クラス」の方だと思うので、「三つ葉」の立ち位置とリンクしてた気がします。

好きなシーンは鬼灯市と落語シーン。

台詞の持っていき方とかカメラワークが凄く好きです。奇をてらってない作りが好感持てます。真正面から作っても十分面白いものが作れるんだなぁって。
山田洋次監督の雰囲気に微妙ーに似ている気が。すいません、勿論別物なんですけどね。

大日本人

飽きました(笑)。終了後、座席がシーンとなったの初めてですよ(そして軽くざわめく「え?これで終わり?」みたいな声がちらほら)。
松本さんじゃなかったら「金返せ」って言ってたかも。でもね、駄作って言い切れないものがあるんで、そこんとこ微妙です。どうせ駄作なら、とことん駄作映画としてほしかった。デビルマンみたいに。

300

途中から300人じゃなくなってたところにツッコミたくなる映画。
映像は綺麗です。でも喋ってるのが英語だし、途中から雰囲気壊れてました。やっぱり当時の言葉で喋ってほしい。
最後、結局スパルタは破れるんですが、こういう終り方は好きですね。もっと歴史要素入れてくれたら楽しかったかも。
ちゃんと闘いの中休みには武器の修理もしてる場面もあったし。