チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

意外な結末で面白かったし、ちょっと考えさせられました。
当時の情勢については全く詳しくないんですが・・・。
アフガニスタンに侵攻したソ連軍とアフガニスタンとの戦争。アフガニスタンに武器援助するアメリカのいち国会議員の話、ですかね。簡単に言うと。

「戦争はよくない」という常識がこの映画では全く描かれていないのがある意味凄いし、偽善的でなくて珍しい。
いや、戦争なんて絶対やっちゃいけない。やっちゃいけないけど、じゃあ当時のソ連軍を一体誰が鎮めるんだ?って言ったら、もう「兵器」しか無いっていう悲しい現実。

最後に主人公が言う台詞が重かった。
アメリカは事が済んだら、立ち去ってしまう。去ってしまうんだ」というような台詞。

ソ連軍は無事撤退しました。だけど、アフガニスタンの教育制度は成立してないし、過激派がアフガニスタンに移ってくるようになってしまった。
もしかしてこれがあの「9.11」の元になってしまうんだろうか?ってね。違ってたらすいません。