パラノーマル・アクティビティ第2章〜in Tokyo〜

怖かった。ホラー好きには物足りないかもしれませんが、自分は面白かったです。
父親のセリフ回しが少し不自然だった以外は良かった。


ちなみに怖さで言ったら「リング」が一番怖いと思う。
呪怨」も怖いけど。

で、この映画は幽霊とか悪魔とか“実態”は全く出て来ない。
霊感がある子が出てくるけど正体は言わないまま帰ってしまう。“何か”に襲われる恐怖。不確定なものほど怖い。
そこかこの映画で一番よかったところだと思った。


撮影方法は、弟が自分のカメラでずっと撮っている設定なんだけど、最後のシーンだけ“誰か”の視点で撮られている。


姉弟の喧嘩のシーンはリアルだったなぁ。
そうそう、女性って理論とかそういうの無しで「嫌なものは嫌!」って言うよね。

でもアレって、幽霊だか悪魔に憑りつかれている姉が、幽霊か悪魔に言わされているってことなのかなと思った(超常現象を解明しようとする弟に反対したり、家から出るのを嫌がったり)。

映画って、音楽とは切り離せないものだと自分は思っているんだけど、音楽無しで成り立ってしまう映画があるんですね。勿論、主題歌も何も無い。
物音と、話し声だけ。


唯一つっこみ入れるとしたら、両足複雑骨折の姉は入院する通院しろよ!とってとこかな。
骨って、黙ってればくっつくけど、ちゃんと荷重訓練やリハビリやらないと良くならないよ?

で、あの状態は多分、全免荷状態(体重を全くかけてはいけない)だと思うんだけど、映画のラストの方で悪魔(?)に無理やり立たされた時は「ぐえっ」って思ってしまった。ギプス固定してあるとは言え、「ああ〜そんなに荷重かけたらつぶれる〜」って怖くなってしまった。