妖怪人間ベム
2話目はどーかなーと思ったら1話以上の濃さで、観終わった後の充実度が半端無かったです。
良作だと思う。
ベムは原作と全く違うけどカッコいいし、憂いを帯びた表情がいいです。
ベラは完璧。
ベロは可愛い。ベロは大人にも人間にもなれないから、そこが悲しい点だよね。


冒頭の「化け物とは」のシーンが良かった。
キリンは化け物じゃないけど、キリンを初めて見た人は化け物だと思ったかもしれない。
化け物が何かっていうのは、決められない、みたいな話。


夏目刑事に対するベムの片想いの友情が切な過ぎる。
一緒にカニを探すシーンは、何てことないのにベムにとっては貴重な時間なんだろうね。
ってか「カニ!?」って思わずつっこんだよこのシーン。
か、カニかぁ…。って思ったら「脱皮」というキーワードに繋がっていたんですね。


夏目が妖怪人間のことをただの化け物じゃないんじゃ、と思い始めてるところが良かった。

もう色々とベタな展開があるんだけど、そこがいいです。