関ジャニ∞の仕分け

東山さんと松岡さんが出演。ジャニーズを振り返るところでは珍しくSMAPや嵐をばっさりカットしたところが斬新w
バックダンサーとしての茂さんが映る度にテンション上がる松岡さん(あれだ、自分とか友達がテレビに映るとテンション上がる感じの)が微笑ましく、そして踊る茂さんを見て微笑みを浮かべる東山さんが兄貴のようでした。
そして踊る姿を見て(珍しいんでしょうね)「リーダーや!」「城島さん!」と笑ってる関ジャニメンバーw

TOKIOの年表では、特に意味は無いだろうに品川駅でのレセプションの茂さんの噛み噛みコメントがフルバージョンで流れるという。本人が不在なのに罰ゲーム状態(笑)
関ジャニメンバーは初見だったみたいなので、反応が新鮮で面白かったです。
東山さんが顔に手を当てて笑ってたのが可愛かったな。
そして笑いつつも「いや、でも持ってるな」「持ってるよ」と言ってくれてましたね。優しい先輩です。そして冷静な分析w

確かにこの大舞台でやらかしておかげで、何年経っても映像が出されるんだもんね。
結果、茂さんやTOKIOの曲のことが取り上げられるという。


年表は結構面白かった。全員がバク転していたのは少年隊とか(ここから都市伝説が始まるわけか)。ウチワが出現した時期とか。昔のジャニってアイドルだけど、そこまでキラキラした感じは無いというか。光GENJI辺りから?所謂ジャニーズ顔って言われるのもかな。
小柄な子が踊る、っていうイメージはもっと後なのかなと思った。SMAPとKinKiの間くらい。
今の世間が言うジャニーズっぽい顔の第2期は、KinKi以降のジュニアが元なんじゃないかと思った。

鉄腕DASH

Quick Japan vol.100」に鉄腕DASHのことが載っているという情報を見て、注文して購入してきました。
現役放送作家9名による「テレビ・オブ・ザ・イヤー2011」の選考座談会。今年で6回目だそうです。【大賞】【副賞】【企画賞】【マン・オブ・ザ・イヤー】の4つを選びます。
ちなみにそれぞれの賞の対象はバラエティ番組、バラエティに出ている方のみ。

【副賞】は「今後もテレビに残したい、失ってはならない“何か”を持っている番組」
【企画賞】は「特別番組、もしくはレギュラー番組の特定の放送回について“企画”を評価したい番組」
【マン・オブ〜】は「1年を通してテレビバラエティを最も盛り上げた人物」

座談会自体の内容は9ページ。なかなか読みごたえがあったし、放送作家さん達の考えが知れて面白かったです。

以下、ネタバレ。



今“テレビは面白くない”なんて言われているけど。
この座談会を読む限りではそこまでズレたこと考えていないし、まともな目線を持っているように感じられた(伸助さんについては話は別として)。
例えば「劇的ビフォー・アフター」。震災からまだ時間が経ってない時に会議で「地震に強い収納術」という企画書を出した別の作家に対して怒った、という話。「主婦のニーズがあるから」と言われたけど、だからって何でもやっていい訳ではないと。この話、いいなと思いました。

あと他の話題で、裏番組でも評価していて「数字獲るべきなのに」と言ってるとことか。

当たり前のことなんだろうけど、世間の目も見つつ、お互いのライバル作品を研究しているんだなと。


そして鉄腕DASH。今回は9月11日に山口さんがDASH村に行った回が【企画賞】に選ばれていました。放送作家の田中さんが、震災後のDASH村の放送について説明してくれました。ちなみにナレーションの文章はこの田中さんが考えているようです。
そんな田中さんによれば
計画的避難区域になった村には誰も入れない。が、「報道的立場で検証に行くなら入れる」だった。
・行くならお見舞いとか支援物資を配るとは違うことを。番組も当事者である、を方針とした。
・村に行くことはジャニーズが覚悟を決めさせた。TOKIOは全員「行かせてくれ」で、すぐにまとまった(スタッフ側の気持ちも出演陣の気持ちも一緒だったみたいです)。
・(他のスタッフに)「みんな行きたくなかったんでしょ?」と言われるが、スタッフ含めてみんな行きたがった。
・一番熱いのは山口さん。プライベートでも村周辺の方と交流があったらしい。
・今は(村のコーナー)珍しいから視聴率がついているが次はどうなるか分からない。それでも続けていく(この座談会は2011年の末)。
・冬は物理的に入れない。
・地域全体が徐染について計画しているところなので、その動きもみながら進んでいく。
・ただ、今後もどこかで楽しく見せるようにはしていく。

◆そしてこの回のDASHに対しての他の放送作家さんの感想
・バラエティとして震災への向き合い方はよかった。
・(震災を取り扱うことは)番組のスタンスが問われる。何を編集するかで全然違って見えてしまう。
仮設住宅を訪ねて、向こうの人の表情を見ただけでこれまできちんと交流してきたのが分かる。
・この回の締めのナレーション「故郷は誰もが帰るため、そこにある」(田中さん作)がよかった。→これ良かったですね。じーんときてしまったもの。
・DASHはすごく早く(被災地に)行ったのがすごい。
・決断した上層部も偉いしカッコ良かった。

■その他
・DASH海岸で海の再生を見ていて「海を大切にせな」と思うとのこと。心をきれいにしてくれるそうです(笑)ちなみに「からくりTV」の作家さん。

★全体評価として
・村を正面から扱うことが難しそうに見える中で、手を尽くして現地に足を踏み入れたことや、今後も再生に手を差し伸べる姿勢を明確にしたことが、関係者に勇気を与えた。そして制作者には「落とし前をつけた」と、座談会メンバーには共感を得たそうです。
・被災地に対してバラエティ番組が態度を決めかねていた段階から、いち早く行動に移していた。

そして、去年はバラエティで震災をどう扱えばよいのか皆悩んだそうです。

【大賞】は「ほこ×たて」、【副賞】は震災以降の明石家さんまさんの出演した番組全般が選ばれていました。
震災後、初めて見たバラエティは「踊るさんま御殿」。これ見て「あ、笑ってもいいんだ」って思ったものね。

結果としては【大賞】【副賞】【企画賞】が全て日曜日の夜7時台の番組が並ぶという、偶然の一致に。