ガッチャマン

実写版見てきました。

良い意見は少ないので、この先見る方はご注意ください。



戦闘シーンはスピード感あって良かったです。
よく考えたら男性VS女性のアクションってあんまり無いから新鮮だった。
大きな戦闘シーンは2つしかないのでそれが残念。

最初の戦闘、その後中くらいの、最後大ボス、とかあれば良かったのに…
いやあの中盤のあれがそうなのか?
5人で街の中飛来するのかっこよかったからああいうのもう一回あればよかったな。


ラストについては、何故あれにした…。
いいじゃない、スッキリ終わらせれば。ただでさえ「ああ…」っていう内容なんだから。

救世主である筈の人間が自分の仕事に疑問を持ったり苦労したり、どこか達観していたりとか、そういうシーンは良かった。


ただ、ただもう全編にあふれる、どうしたって拭い切れない安っぽさは一体どこから来るんだろう?
これはこの映画だけじゃなくて他のSF映画もそう。超科学、っていうのかな、そういうジャンルも。
最近で言えばプラチナデータの時も、首長竜の時も。


実際に演技している役者さん達はガッチャマンになりきってるし、敵役もいいんだよね。
今回は濱田くん始めとして子役の演技が酷過ぎたけど、それ以外は別に。


あの研究室とか科学者チームが「作りもの」感を出している気がする。他の方はどう思うか分からないけど。
なんだろう…妙に近未来っぽく作り過ぎなんじゃないのかな。
イイ感じの「だささ」って必要じゃないのか。
ヱヴァでいえば電源コードとか。ロボットにコード付いてるって当時は衝撃だった。電力不足で止まるって、ええっ!というような。
イノセンス」のごちゃごちゃした警察内部にあった研究室とか。


理科の実験室とまではいかなくても、もっと器具やコードがごちゃごちゃしていたり、一見普通の研究室だけど機械はハイテクになっているとか。
科学者たちも、あんまり科学者っぽくない。
首長竜の時の男の先生は珍しく理系っぽい喋りをする方だなーって思った。
あと、風立ちぬ庵野監督の声とか。

何て言うのかな…冷たい人なわけじゃないんだけど。

上手くまとまりませんが、科学者チームのリアルさがもっとあれば何か雰囲気が変わるんじゃないのかなと思った。