先日また一人利用者さんが亡くなられました。


最近看取りケアが多い。
と言っても皆さん90歳超えてるし病気も2〜3個は抱えている方ばかりだから、今夜急に…なんてことが全ての人に可能性があるわけで。

ただ作業療法士として看取りケアで一体何が出来るのか。
特に意識の無い方に対して。悩む。


最後まで綺麗で傷の無いように、褥瘡予防のポジショニングしたり、拘縮予防・改善のROM-exしたり。
車いす乗れる人は散歩に連れて行けるけど。
チェーンストーク様呼吸まで来ると、もう。
開眼しなくなって、素人目でもあと1〜2日だと分かる時。

そんな中で最近やるようにしているのが、大好きだよ、皆○○さんのこと好きだよ、皆に愛された人生だよ、というようなことを伝えるようにしてる。
それが正しいのかどうかは、またやっていきながら分かっていくことだけど。


利用者さんによっては身寄りが無い方もいてそういう方はお通夜も葬式もしない。亡くなったら施設から火葬場まで直行。
亡くなったことを悲しむ人は、施設のスタッフしかいない。


中間施設であるはずの老健で最期を送る方は年々増えている。
覚悟はしている。
でもこう立て続けにあると、切り替えが難しい。
ここに書いて、ちょっと吐き出して。

明日はまた呑気な日記を書きます。