フラジャイル終わってしまった。寂しい。っていう感情になるドラマは久しぶりです。
良いドラマだったなぁ。


ドラマを全部観終わったので原作も読んでみました。
現在5巻まで発売されていますが、5巻分のお話をうまく組み合わせてドラマにしていたことが分かりました。うん、よく出来ている。
キャラの関係性やストーリーが変わっているところもあるけど、おおよそ原作に忠実です。
キャラの見た目や性格が少し違うんだけど、原作で描いている筋というか表現したい思いはきちんとドラマでも表現できているんじゃないかなと。
原作の方がギャグ要素は強いです。
ドラマの方が、宮崎先生の成長が強めに描かれているかな。
細木先生は原作のビジュアルだったら絶対小雪さんではないんだけど、結果的には小雪さんで違和感ないんだから不思議な配役だなぁと思います。
中熊教授も、原作と全然違うんだけど実写の方が好きかも。かといって原作であのビジュアルを描いてたら果たしてしっくりきたのかと思うとそれも違うんだろうし。不思議。
ビジュアルで原作とほぼぴったりなのは渋谷先生と稲垣先生かな。

原作を超えた話としては、小早川さんの回だと思った。
実写ならではの映像と間で、原作の良さを最大限に引き出してたと思う。


原作通りのビジュアルやストーリーそのままにすることが正しくもあり、そうではない部分もあったり、思いを汲み取って広げた方がいい部分もあるし思い切って削った方がいい部分もある。実写化は色々難しいものがあるけど、このフラジャイルというドラマは実写化としてはとても良いものだったんじゃないかな。


あとドラマ見ていて不思議だったのはずぶ濡れの火箱の胸元に赤いものが映ったシーン。
あれ何だったんだろう?