今日は雨。昨日見に行っておいてよかった。
偶然一緒になった、奈良からいらっしゃった観光組の方と一緒に桃の花について説明を聞きました(奈良生まれではないそうですが、奈良ということころで何かすごい縁を感じた、勝手に)。

食用の桃は満遍なく陽の光が当たるようにVの字に枝が矯正されている。


食用の桃の花。濃いピンク。


観賞用の花桃のトンネル。振り返って見た時、思わず「わあっ」と言ってしまうほど綺麗でした。


矯正しないでいると、桃の木は結構伸びる。


源平という種類。
花びらが赤と白が混じっている。


この花桃も、実は付いても食べれないらしいけど観賞用として、種の保存として育てられているそうで。
陽がしっかり当たるようにきちんと剪定して、除虫も行っているとのこと。


江戸時代には花桃はたくさんあったけれど明治に入ってからだんだんと戦争が増えていって花を愛でる余裕も無くなり廃れていってしまったらしい。戦後、花桃を復活させるために民間で育てているところを探して。でも桃は30年くらいが寿命らしいので、専門機関だけでは保存が難しいので民間の農家の協力も得て花桃を保存…というように紆余曲折あって今に至るそうな。