斉木楠雄のΨ難

原作は読んでいません。
まあまあ面白かったです。
銀魂のようにギャグとシリアスが入り混じっているのではなくて、100%ギャグなので、笑いを押してくるような部分はちょっと寒いところもあったんですけど、キャラ紹介は堂々とやる、テロップも堂々と入れる、というスタンスは好きです。
最後の方に、各キャラがバラバラにやっていたことが一応集約するようなところは良かったです。
淡々とした日常は少し飽きてくるんですけど、ここに関係してくるのか、というのがハッとさせられるところ。

全てがハッピーに終わっている内容なので、気楽に観れる映画です。

橋本さんの演技というか顔芸はすごいです、上手いっていうかもうすごいです。
そして吉沢さん。中二病の学生の役ということで、中二病になりきっていてよかったです。
発声も、動きも。
あれって少しでも「演技している感」とか「ためらい感」があると、途端に寒くなってしまうんですが、あまりにも良い演技だったので本当にこのまま悪の敵とか出てきたりフォースの力が目覚めたり別のRPG話が始まるんじゃないかと思ってしまうほどでした。