鉄腕DASH
2011年2月27日放送では台所のひまわり柄タイルのシンクを作ったところまでの放送で。実はその後は雨樋を作ってその水を濾過して台所用水として使用するという企画がった、ということを2017年12月24日の放送で知りました。
台所ロケのその後の映像、そして3月11日のロケ当日の映像が流されたとき、無くなってから気づくDASH村の良さをしみじみ感じました。
水壺作りに関わってたのは山口さん、太一さん、長瀬さん。太一さんの火守のシーンと「目指す温度は1200°」などのナレーションが懐かしかったです。そうそう、あの頃は太一さんが窯班長で、焼きと言えば太一さんでした。
長瀬さんはうぬぼれ刑事に出演していた頃。そっか、そんな時代か。うぬぼれ刑事って、もうそんなに昔になるのね。
長瀬さんが茂さんの顔に似せた水壺を作ってたのには嬉しかったです。好きなんだなぁって。

そしてあの日、3月11日は朝から雨樋作り、水壺の漆塗りなどの作業をやってたんですね。
水壺に水を入れるシーンでは、茂壺の横で茂さんが笑顔で、明雄さんが壺に顔突っ込んで遊んでて、礼人さんが「明雄さん入れますよ」と苦笑してて、山口さんが笑ってて。なんて幸せな空間だったんだろうと。こっちはその数時間後に起きることを知っているから、切ない。
休憩中に起きた地震
あの映像は、2011年3月11日以降に一度だけ番組で流れた映像。
あの時に運び出した3つの壺こそが、当時進行していた水企画だったと初めて知りました。

そして今年。あの時の映像がもう少し長めに流れたことで、当時の状況が詳しく分かりました。
地震の中、まずは明雄さんを外に出して。茂さん山口さんは比較的冷静で、カメラをさっと回すカメラマン、逃げる村人達。
決して美談にはしてはいけないけども、地震中に屋内に入ってカメラを床に置いてまで壺を運び出すスタッフ。
みんな声を掛け合って、大切なものを守ろうと必死でね。
地震は大きかったけども、母屋は壊れていないし津波の被害が無かったことで映像だけ見ると「さほど・・・」に見えますが、だからこそあの地震って、津波の被害が酷すぎたことと、原発事故があまりにも事態を困難且つ複雑にさせたんだと感じました。

ただここで忘れてはいけないのは、原発事故そのものへの批判をするんじゃなくて、あの時に福島の人や作物などをよく考えもせずに差別して偏見の目で見て被災者をいじめ、風評被害を実際に巻き起こしたのは、「一般の人達」であることを絶対忘れてはいけないと思ってます。


自分は、3月11日付近でDASH村のことを取り上げないことに、少し不満があったけど、でもその日に取り上げるのではなく、クリスマスイブという祝日では無いが大抵の人にとっては幸せな日とされているそういう日に、村を取り上げるというのが良いんだと思いました。
そういえば1年前は、明雄さんから受け継いだほうれん草とカブの種を生放送で植えていたね。そっか、DASHのクリスマスってそういうことにしていくのかなと。


松岡さん、というか主にスタッフさんが作った竹ツリー。とても綺麗でした。「シゲサンタ」の文字が可愛い。
「M+1じゃない?」「むしろ1+M」と松岡さんだけが作ったものではないと見抜く太一さんと茂さんの二人が面白かったです。