4人での会見を観ました。結果としては、TOKIOとしての音楽活動は白紙(「音が欠けるということはそういうこと」と長瀬さん)、今後解散するのか山口さん脱退するのかは未定。4人は、今ある仕事を頑張っていく。これが大まかな方向性でした。

山口さんは、松岡さんによれば「依存性だと思っていた」と。山口さんにも「貴方病気です」と言ったと。しかし今までも色々診察してもらっても診断書に依存性とは書かれていないし、今回再入院時の診断書見ても「アルコール依存症」とは書かれていない。だから自分たちでもどうしたらいいのか分からない、と(どうサポートしたら)。もしかしたら、やめる努力もしていたと報道もあったことからも、「依存症」と言い切れる基準に達していなかったのかもしれません。

あとこの1週間の間に茂さんは太一さんとロケに出てたみたいですね。その横顔を見て「太一の心労が…」と心配されてました(で、やっぱりその時は太一さんに声かけない茂さん)。


この会見を見れてない方は、私が言うのも変な話ですけど、ネット記事ではなく動画を誰かに見せてもらうとかして見た方がいいと思います。声、言い方、表情、それらがとても複雑ですし、文字起こしのみを見るだけだとそれが伝わらない気がします。

まずは被害者の方への謝罪の気持ち、事件を我が事のように感じているその誠意が感じられました。
私は今までの日記にも書いてたけど、被害者側の行動がどうなんだろうと思ってしまいますが、長瀬さんからは「被害者の特定をしないように」悪く言わないように、それをまずは最初に念を押すように言ってらっしゃいました。
そして、この会見を開くこと自体が被害者のためにならないんじゃないか、というのは茂さんも危惧していました(これは会見の最後の方で言ってます)。
けれど、まずは謝罪をと思って会見を開かせてもらったと(自分たちから事務所にお願いした形。他の話の時でも思ったけど、事務所という枠はあるけどその中での行動は結構自由で、割と個人事業主的なところがあるのかなって思いました)

会見では山口さんのことを厳しく言う一方で手を離しきれないまとまらない想い、グループについての想いなども感じました。


90分にわたる会見なので、感想はかなり乱れますが。思ったこと羅列します。
・まずは解散という結論が出されなくてよかった。会見で茂さんが口を開いた時は呼吸が止まりそうになりました。
・30日の19時頃から某所で5人のみで2時間弱話し合ったとのこと。山口さんは土下座して謝った。話の途中で辞表(事務所宛て)を出してきた。松岡さんはそれに対して、逆の立場だったら出せるのかと怒ったとのこと。茂さんは言葉が無かった。
・ニュースリーダーの時に比べれば茂さんは大分落ち着いていました。「リーダー」としての様々な責任。TOKIOは5人だけのものではなくて、様々な媒体にお世話になっています。雑誌等で茂さんが発言してきた「一人でも欠けたらTOKIOは解散」という言葉も認めた上で、それでも本当に解散させてしまったら、今よりもっと迷惑を掛けてしまう。そんなニュアンスの事を言っていたのが印象的でした。
完全に脱退させるのか、であればTOKIO自体も解散させるのか。
5人で話し合って24時間も経過していない段階で、そんなことすぐに決断できないでしょうね。
辞表は茂さんが預かっているそうです。
茂さんは自分でも「リーダー甘い、TOKIO甘いと言われるかも」と言ってて、それでも脱退の決断をしなかったところが、自分はほっとしました。
ニュースリーダーの時は一線引いたように感じられたので。今回は怒りよりも、淡々と状況を伝えるに徹してたと思います。
山口さんとのジュニア時代の頃を語るときは好々爺のように笑顔もあって。「あいつはね」って。
結局昨夜も茂さんからは山口さんに話しかけてないみたいですけど、完全に縁が切れたわけじゃないんだってそこがホッとしました。いいんです、所詮お花畑脳なんで。
・辞表について。松岡さんも「リーダー持っていてくれ」と。ああ、こういうときやっぱりリーダーなんだなって思いました。
・そしてこんなときにね、なんだけど、こんなときでもTOKIOのチームワークの良さを感じました。
一番怒っていたのが松岡さん。涙を流しつつも、声はしっかりと。ずっと前を向いて。冷静で、話し方もいつもと同様で理路整然。TOKIOで一番記憶力のいい人ですからね、昨夜の状況も松岡さんと太一さんはちゃんと説明できてました(茂さんは多分あんまり覚えてなさそう)。山口さんに関して怒ってるし、「TOKIOが甘えさせたことを言わせるようなグループなら。そんなグループはなくなってしまったほうがいい」というニュアンスのことも言ったけど、辞表を受け取りきれない・解散しようと言い切れない、爪先だけ山口さんに引っかかってる感じがしました。
太一さんは心労重なってそうですが、やはり冷静に。そして山口さんに手を差し伸べたいという気持ちが一番感じられました。
茂さんはリーダーとして、淡々と。怒りも悲しみも抑え気味。憔悴している風にも思えなかった。途中、質問とずれた答えをしていて、それを松岡さんがフォローしてました。目を何度か拭っていて、それが涙なのかどうかまでは定かでありません。
長瀬さんは、何かいるだけでイイっていうか。まだまだ困惑していて、本当にどうしていくか考えてる最中といった感じ。
4人のパワーバランスが良かったです。
・音楽活動について。ファンに喜んでもらおうと思って、と笑った松岡さんの姿が切なかった。いや、こちらこそ音楽活動していないことを一部のファンがかなり強く非難していた事案についてごめんなさいと言いたい気持ち。
ずっと匂わせてくれてたし、自分もライブとアルバム楽しみにしていました。
その一方で、あまりにも上手くいってる最近の状況に、何かあるんじゃないかと思ってたのも事実。
・山口さんのお酒について。茂さんは、前前から山口さんがロケで二日酔い・酒の匂いさせてたことはあったと(茂さんは大丈夫なのか?ちょっと心配)。ロケの進行に支障があったこともあって、そのときは山口さんが謝ってきたと。茂さんは敢えて何も言わなかったと言いますが。そこはちゃんと言った方がよかったと後悔していました。
自分の印象としても茂さんは言葉数多い方じゃないし、結構以心伝心タイプだから、言わないんでしょうけど。でも言った方がよかったんでしょうね。いや、言っても何も変わらなかったかもしれない。言わなくても茂さんが怒ってるの分かるから山口さんも謝ったんでしょうし。



この会見の後か、最中か分かりませんがJweb、Jネット、Jストームから山口さんの姿が消えました。
そして島茂子さんの衣装展示のニュースが載るっていう、この空気読めなささっていうかそこはやるんだっていう、改めての驚き。


あくまで「今は」無期限謹慎。だから写真を消したんだと思います。



今の自分の気持ちとしては、とにかく解散しないでほしい。
松岡さんは、4人で活動していって、周りから見たときに「これはもうTOKIOじゃない」とか思われるようだったら、やめたほうがいいみたいなこと言ってたんですね。
それ聴いた時は、手紙を出すなりして、TOKIO存続を願う気持ちがあればそれが少しは解散を思い止めさせることができるかなと思いました(集団で計画的にやるのは嫌なので、手紙出したい人が出せばいいけど)。

「やめるのは簡単です」という言葉が印象に残りました。
4人で活動していく今をも捨てることは簡単。でもそれを今は選ばなかったTOKIOは、TOKIOらしいと思いました。


音楽活動については、ソロとか茂子さんみたいな企画物とかでやればいいと思ってます。特に長瀬さん。長瀬さんがこれから歌う場が無くなるのは勿体なさすぎるので、ソロとか他バンドとセッションとか、そういう活動してほしいです。


山口さんが何年か後に戻ってきてほしいとは思います。それは、謝罪して、お酒のことも解決して、何より被害者側が「出てもいい」と思ってくれたら。最初に出たあの手紙に書いてあったように、山口さんの将来を無くすことが本意無いということが、本当にそう思ってくださっていたなら。


今はそう思います。