って程でもないけど脳卒中について一言。
長嶋茂雄さん、江守徹さんなど、「脳卒中」という病気にかかる方は多く聞きます。
ものすごーく平たく言えば脳の血管障害ですね。
ちなみに脳卒中っていうのは「脳梗塞」と「脳出血」の総称です。
前者は主に高齢の方に発症することがあります。ざっくばらんに述べると、睡眠・休憩中→「脳梗塞」、運動中→「脳出血」です。

この病気で一番大切なのは「予防」です。要は規則正しく健康的な生活を送ればいいんですが、それが一番難しい。
よくねぇ和食=健康的っていいますが。漬物とかみそ汁とか、結構塩分が高い料理も含まれてるんで、その辺りは気をつけた方がいいです。

勿論、発症したら喫煙・飲酒は禁止!(でも見ていて辛かった。人によっては楽しみの一つですからね)「自分は再発なんてしない」という考えは禁物です。

自分は実習しか行ってないし(指導者監視のもと治療はさせて頂きました)プロとしての仕事はまだですが、家族が発症したときのアドバイス

「脳」と一口で言っても複雑極まりない構造、ってことは障害される部位によって症状も多様化します。右半球、左半球、前頭葉頭頂葉、脳幹(中脳・橋・延髄)、視床、被核、・・・などなど。
訳の分からない単語のオンパレードですが、とにかく後でネットなり本なり医者なりに聞けばいいので、説明を受ける時にはメモを取った方が良いと思います。ひらがな書きでいいから。

あとは、患者さんへの接し方として基本的なことは「患者さん優位!」、当たり前だけど。
忙しい世の中だし、ご家族自身もストレス溜まりますが、一呼吸置いてゆっくり接することが大切です。
中にはね、病気のために動作が性急になる方もいるんです(自分は先生に言われて気づきました)。
手を貸し過ぎず、貸さなさ過ぎず、ゆっくりと。そして話を良く聞く。難しいけど大切なことかなぁと思いました。