仕事は相変わらず、といったところで。失敗したり普通だったり。そんな日々を送ってます。同期が「新患さん今日もらうんだよ〜、大変だ〜(初回評価が大変なんです。1日でである程度評価して、問題点・目標・プログラムを列挙するんで)」という悩み事が、自分には辛い。
私にとっちゃ、そんな悩みを言える状況が羨ましい。

毎日毎日サブばっかりで、ってそっから学ぶものがあるので頑張らないといけないんだけど。

で、たった一人の患者さんがもうすぐ期限が切れそうなんです。所謂、回復期期限ってやつです。脳血管は150日。高次脳障害があれば180日までリハビリができる。正しく言えば「リハビリをして、ちゃんと報酬が発生する」という意味。
お金が発生しないのにサービスでリハビリ受けられますよ、なんてそんな良心的な病院は皆無。「リハビリ」はボランティアじゃないから。病院も経営に必死です。

切ない。

それでまあ、その患者さんの入院からの経緯をまとめるようにと先輩から言われて、今日それをまとめてたんですが・・・。

何か切なくて遣る瀬無くて。

再発繰り返している+加齢、っていうのもあって、回復殆どしていないんです。1ヶ月くらい前からは目標は「維持」。回復期病棟なのにねぇ。

勤め先の病院は、ほぼ満床で経営的にはOKなんですが(普通は秋頃に「秋枯れ」と行って占床率が下がるのに)、重症患者さんが増大しているんです。
ただでさえマンパワーがなくて、機器(吸引、酸素、経管用のキャスター付棒、ティルトリクライニング車椅子、L字バー)も十分に足りていないのに。

みんなに余裕が無いせいもあって、病棟訓練もおろそか。他職種の連携もつぎはぎが生じることも。特に看介護サイドはいっぱいいっぱいで(リハビリは何だかんだいって最大1時間しか患者さんと訓練上では接しないから)患者・家族サイドへの接し方が雑になり、クレーム続出。

これでよく「リハ付加機能」なんて取ろうと思うなぁと、下っ端の自分は思います。
リハ付加の査定が終ってからは、OT室も汚くなってきちゃったし。