崖の上のポニョ

絵を突き詰めて行き着いた先にあったのは「素朴さ」「シンプル」なんだなぁ。まるでパステルで塗ったような風景に、軽い衝撃。

ただ腐っても宮崎アニメ。
日常の人・物の細かな動きがしっかりしてるから「見れる映像」にはなってる。

今回のポニョは完全子供向け(DNAとか生態系とかは中学生以降でないとダメか?)。
それは別にいいんだけど、ストーリーが滅茶苦茶。

途中までは良かったのに、最後無理やり終わらせた感があって。

ある意味、次回作楽しみ。

あ、でも津波のシーンは圧巻です。これは見る価値あり。

それから「ひまわり」の家のおばあちゃんたちがリアルで面白かった。自走用(介助用だっけ?)車椅子に乗っている(少しは歩ける)おばあちゃんは穏やかなのに、電動車椅子に乗っているおばあちゃんは強気な性格っていう。

ちなみにこの映画で好きなシーンは、津波のシーンと、リサが車の後部座席の荷物を取り出すシーン。