チェンジリング

大抵の場合、CM>本編なんだけど、これはCM<本編だった。

とりあえず、警察がもう分かりやすい最低さでね。
映画館であんなに憤りを感じたのは赤軍の映画以来かも。

事件自体は本編の中盤以降で世間に知らされ、ある程度の決着がつくんだけど、そこで終らず。
5ヶ月ぶりに帰って来た子供はやはり偽者で、警察も処分を受けて、でも結局本物のウォーターが帰って来なければ母親にとって本当の解決にはならない。

母親が感情的になり過ぎず、警察に対し憎悪し過ぎることもなく、ただただ一途に息子のことを捜し求める描写が良かったです。