「ココロの日曜日」が書籍に!
最近のよりも初期の方が好きなので、本が出るのが楽しみです。
姿煮も好き。


昨日の舞台について。「6月のビターオレンジ」。
以下、ネタばれです。





・とりあえずね、加藤くんファンは観た方がいい!(笑)いやいや、これは素敵な舞台ですよ。色んな意味で。
・パンフレットで「この作品を作ることで“兄弟って何なのか”を知りたい」と監督がおっしゃっていましたが、個人的には“女装”が印象に強く残りました(爆)
・パンフレットの内容。脚本よりも主要キャストのキャスティングが先だったようで。加藤くん、茂さんが決まってから脚本を書いたようです。ちなみに、稽古に入る前に加藤くんとは話をした監督だそうですが、茂さんとは会わず(笑)何でも、「TVでよく拝見するし、松岡くんから噂話も聴いていたから」と。
松岡さん…(以下略)
・あ、パンフレットの茂さんの写真が思いのほか可愛かったです。アップなのに直視出来たんで(え)。多分、最近出た雑誌の中で一番ビジュアルが良かったかも(妙な感動)。
・なるべくネットやテレビでネタバレを見ないようにしていた所為で、登場人物は達也・直樹・父親・謎の女性(朝海ひかるさん)の4人だけだと思いこんでいたら、他に約3名居たことを当日知る(一度目の衝撃)。
久ヶ沢徹さんが演じる野口健一という役が面白い。何か、この舞台の役だけで終わってしまうのが惜しいくらいに。
・で、公表されているあらすじが、本編のほんの氷山の一角だったことを、上演中に知って、驚かされる。
・本編は衝撃の連続。2時間があっという間に過ぎます。凄い。そして分かりやすい。あと、監督の笑いのセンスが最高!言葉の使い方がとてもセンスがあるなぁと感じました。
・直樹の生い立ちがヘビー。
・深野家の事情が結構ヘビー。
・野口さんの「ハツ」がツボに入りましたw
・茂さんファンは、演技が苦手ではない方はおススメです。演技者の黒ハンやオートマティックの演技が大丈夫な方は良いかもしれない。
始まってからずーーーーーっと加藤くんが喋る喋る。超長セリフです。おいおい何分喋るんだ?いつ捌けるんだ?ってくらい。会場に居たファンの方が「モノローグの時のセリフと、実際に演技している時の声のトーンを変えればいいのにね」と喋っているのを聴きましたが、まあホントそうなんだけど(演技が、良く言えば自然体、悪く言えば棒読みっぽい。周りが抑揚を強めにつけた喋り方なんで余計に目立つ)、舞台経験が少ない中であのセリフ量を噛まずに言えているだけで十分凄いのでは、と。
・コメディだと聞いていたけど、始まりがシリアスでびっくり。
・始めがシリアスな語り口だから、笑えるポイントがあっても、なかなか笑いが起きなかったんですが、茂さんが登場した時に軽くざわつく客席(笑)そして喋り出した途端に爆笑が起こるwちなみに、そんなに面白いこと言っているわけじゃないのに爆笑が起きていました(正確には笑われているっていうか…。終わった後、あるお客さんが「笑っちゃいけないって分かってるんだけど」と話していました。うん、分かるw)
場面展開の時の役者さんの動きが面白い。舞台ならではですね。テレビじゃ出来ない演出。障子がいい味出しています。私が居た席は3階のB席だったんで、乗り出さないと見れない位置でした。でも、おかげで役者さんの不思議な動きがよく見れて結果的には良かったかも。
・これね、真正面から見るより、斜め上から見る方が面白いかも。ああでも真正面からはどう見えるかも知りたいなー。舞台って色んな方向から見れるから面白い。あと、次からは初演、もしくは2公演チケット取ろうと思いました。演技も少し変わるし、アドリブもあるみたいだし(他のお客さんの話によれば4つほどアドリブがあったそうです)。
・セットについては深野家の居間・縁側・庭があるだけで一切変わらない。光と音楽で場面を変えます。
・例えば、扉が一つだけあるんですが、ある場面ではトイレのドア、ある場面ではアパートのドアと見立てる。縁側も、ある場面では縁側、ある場面では病院のベンチ、って風に。
・そうそうギターシーン。ほんの数秒ですが、茂さんのギターが聴けました。嬉しかった。
・茂さんの声って普段は低いんだけど、喋っているうちに(特に興奮するシーンとか)どんどん声が高くなって。しかも微妙に甘い声だから、内心「かわいいなー」とアホなこと考えて観ていました。
・茂さんの女物の和装は素敵でした★後ろ姿が無駄に色っぽいw
そして加藤くんも衝撃的女装がw
一番盛り上がったのは言うまでもありません(笑)濃いめのピンクと白生地で、フリルが付いたロングスカートで登場すりゃ悲鳴と黄色い歓声も出るでしょうよw
・“女装”は他にも大切なキーワードにもなっているんで“絆”よりも“女装”が頭に残っちゃって残っちゃってw
・「橙」の意味は初めて知りました。ラストに直樹と達也が言うセリフが凄く兄弟っぽかった。
・カーテンコールはみんなで粘って拍手し続けたら3回出てきてくれました。会場の半分はスタンディングオーベーションやっていましたね。最後、完全に捌ける時に、障子の下のガラスに茂さんと加藤くんがちょこんと顔を出して手を振ってくれました。可愛かったです。