終戦記念日

太平洋戦争が終わって66年目の今日。
まだ66年しか経っていないんですね…。
遠い昔のように感じますが、自分のばあちゃんから戦争の話を聞くととっても身近なことだと思わされます。


昨日は玉音放送にまつわるお話を昼間と夜にテレビに放送されていたんで見ました。
戦争を終わらせるにあたって、影で色々なことがあったこと、初めて知りました。
8月14日に反乱軍が玉音放送の盤を奪おうとしていたなんてことも。
そして玉音放送の内容も初めて知りました。
全文見たのは昨日が初めてだった。

あんなにも平和を願い、国の未来を願い、民を労わる言葉だったんですね。

感動してしまった。


太平洋戦争は、日本の被害部分も加害部分も、当時の世界の状況も含めて、まだまだ知られていないことが多過ぎますね。
しかも戦時中は情報戦だったから真実が余計に分かりにくい。


教科書には載っていないこともたくさんある。


コンニャクを材料に使った風船爆弾の存在とか、今では有名になっている731部隊のこと。
戦争末期に起きた某大学での生体解剖事件とか。南京大虐殺の本当の内容とか。沖縄戦で起きたこと。
原爆と人体実験。
あまり知られていないけど、東京大空襲・原爆以外の、各地方で起きた空襲の内容はどんなものだったのか。


硫黄島のことは、正直「硫黄島からの手紙」が公開されるまで知らなかったです。

日本はずっとやられっぱなしだと思っていたから。

自分が小学生のときは、太平洋戦争については原爆を除いては日本人が悪いんだと思っていたけど、そもそも戦争には(侵略を除いては)悪も善も無くて。アジアの各国を植民地から日本が解放したのも事実だし。
そういうことを年を重ねるごとに覚えていきました。



ちなみに、私の祖母は、当時は山梨の大月に住んでいて空襲に遭いましたが、その日はたまたま寝坊して自宅に居たので空襲から免れたそうです。
そんな奇跡もあるんですね。