今まで読んだ漫画を振り返ってみる

第5回 ドラゴンボール(作:鳥山明
週刊少年ジャンプ」で1984年から1995年まで連載。
原作もアニメも映画も全部観たな〜。
夏休みはドラゴンボールの映画を観に行くのが当たり前の行動でした。懐かしい。

小学校のときはかめはめ破とフュージョンがものすごーく流行った。

少年漫画の王道。
正義、っていうのはちょっと違うけど。
今は勧善懲悪ではないものとか、敵キャラだけど憎めないものとか多いけど、「悪は悪!」というキャラが多かった印象がある。
フリーザは振りきった悪で好きです。

主人公の悟空が少年、青年、結婚して子持ちになっても闘い続けて、孫も生まれるっていう、世代に渡って活躍していくところが当時としては新鮮でした。
セル編後は主人公が悟空から悟飯にちょっとバトンタッチするところも。

あと、主人公の悟空が完全な良い人じゃないところもちょっと魅力。

人助けというよりは、強い人間と闘いたい!強くなりたい!というのが基本だから。
ドラゴンボールの魅力がどこなのかは、はっきり分からないけど、主要キャラから脇役までどれもキャラが立っているのが凄いと思う。分かりやすく口調に特徴があるわけでも無いのに。

大人になるにつれて悟空の人としての魅力が若干落ちていくのも面白いとこと。純粋だった少年悟空が、微妙に変わっていく。ピッコロやベジ―タはそうでも無いのに。
その辺りの時間の流れと、性格の移り変わりがリアルでした。