妖怪人間ベム
毎日このドラマのこと考えてます(妄想も含むけど)。
うーん、こんだけ嵌ったドラマは久々です。

TV雑誌を端からチェックしています。
主役の亀梨さんの、ドラマに対する想いがすごく真っ直ぐで、内容をよく理解されているのが分かって嬉しかったりして。
本当に役になりきってる人って、写真見ただけでも分かるから。
家政婦のミタもそうだけど。CMで松嶋さんや亀梨さんを見かけたときの違和感ったらない(笑)


アニメとドラマは、キャラ設定もストーリーもかなり違う。
まずベムが別人(笑)っていうか日本で、人間相手に戦うところもアニメと違う。
感情が高まると変身する、っていう設定。
妖怪目線での世界がどろっとした世界に見えるという設定。
ベムが刑事と友情を深めていくっていうっていうのもドラマオリジナル。

かなり違うところが多い割には、それほどひどい違和感は感じはしない。
それは多分、本質の部分がちゃんと受け継がれているからじゃないかなと思う。あとオープニングの再現具合いが凄い。
このお話の流れだったら、儚く哀愁漂うベムがドラマには合ってるし(名前の無い男が、アニメ版のベム似っていうのが上手いなーとは思った)。

人間になりたいという思い。
人間ってそんなに良いものなのか?そうまでしてなって良いもの?
人間になること=幸せ、なんだろうか?

でも妖怪人間でいると年も取らず死ぬことも出来ない。


だけど、人って誰も生まれた状況を結局は受け入れて生きて行くわけで。
それは妖怪人間であっても同じことなんじゃないかと思うんです。


フルーツバスケット」では登場人物がそれぞれ自分を受け入れて、最後は“呪い”が解けて人間になれたけど。
ベム・ベラ・ベロはどうなるのかな。
何となく、今の自分達を受け入れて行く、って流れになりそう。