23日のMステスーパーライブでL'Arc〜en〜Cielが「虹」を歌っていましたがテレビで歌うのは14年振りとのこと。
「虹」と言えばるろ剣の劇場版「維新志士への鎮魂歌」の主題歌で思い出の曲です。
曲の内容と映画の内容が合っていて、当時も今も大好きな曲。
最近は青木隆治さんがモノマネで歌っているけど、本物の声でMステで聴けた時は本当に嬉しかった。
この曲を聴くと、剣心や厳達や時雨の姿が浮かぶんだよね。

ラルクはTVアニメ版のエンディング曲も提供していたけど、ある事件で4回しか流れなかったという幻のエンディング曲になってしまった。

「虹」は、ラルクが活動再開したときに出したCDってことはつい最近知りました。本人たちにとってかなり大切な曲みたいだし、12月23日という日に「虹」を歌ったことも意味があるようですね。

で、映画のパンフレット(1997年の12月か…よく取っておいたわ)を見たらラルクのコメントもちゃんと載っててね、でもパンフレットで紹介されているラルクの写真にはhyde、ken、tetsuしかいないんだよね(「虹」のCDジャケには4人いるけど)。
ラルク曰く「虹」はるろ剣の映画用に作ったんじゃなくて、1997年のロンドンでたまたまアコギで弾いているうちに3分くらいで出来た曲。タイトルは、ぼんやりと「虹」のイメージがあったから(虹は雨上がりの後に出来るものだから前向きな印象がある)。作りながら「レクイエムっぽい曲だな」とは思ったそうで、映画で使われることになったときに映画の副題が「維新志士への鎮魂歌」だったので驚いたそう。

ちなみにエンディング曲はアニメタルの「永遠の未来」。こちらも名曲です。

魔法少女まどか☆マギカ

最近このアニメが凄いという話をネットや雑誌で目にしていて、昨日ようやく観ました。徹夜で。
願いを一つ叶える代わりに魔法少女になって魔女と戦うというのが大筋の話。
魔女との命がけの戦いをするのに値するほどの「願い」ってあるのか。
ある登場人物は、そういう「願い」を持っていない自分は平和過ぎると嘆く。
他人のために「願い」を使っても、相手を思いやった分だけ他人を呪ってしまう登場人物。

見た目はものすごい可愛らしい絵だけど、内容は複雑で考えさせられる話ですね。

キュウベエがイイ感じにむかつくキャラです(笑)

エヴァを超える、と評している記事を見かけたけど、あのブームは超えられない。っていうかエヴァとまどかは話の方向性が全然違う。
エヴァは簡単に言えば、思春期の子供たちと周りの大人の成長物語だと思う。

まどかを観ていて興味深かったのは「魔法少女」になったからにはいつか「魔女」になってしまうこと。
希望を持って魔法少女になったのに、最後には魔女になって悪事を働く存在になってしまう。
心の闇にずるずると堕ちてしまう少女の様子が丁寧に寂しく切なく描かれていたのが印象的。