「桐島、部活やめるんだって」の主題歌、高橋優さんの「陽はまた昇る」が頭の中で回ってる。
凄く良い曲。
映画の後、この曲が流れてとても感動した。

そしてその前日に購入した「悪の教典」という本。
5時間くらいかけて読みました。

以下、ネタばれあるので注意。




映画の予告で伊藤英明さんが主演で11月に映画化する映像を見て、興味が沸いたので。

怖いし、後味が悪いお話でした。
でも面白い。凄い。
色々なところに張った伏線がちゃんと回収されています。

あと、女生徒の感情がリアル。何でこの作者、こんなに女性のこと分かるんだろう?凄いね。

映画化するにあたって、おそらく学校での大量殺人シーンが一番の盛り上がりになるんだと思う。
でもそこに至るまでの、蓮見の隠れた凶行や、それを疑う生徒たちの捜査がじっくり描かれないと、学校での戦いの部分が生きてこないと思う。
それを2時間で収められるのか。
そこが気になるところです。

ちなみに、蓮見教諭役が伊藤英明さんっていうのは結構嵌ってると思った。
伊藤さんって何となく弱そうで、でも正義感があって良い人そうなイメージがあるからかな。
散弾銃を持ってたとしても「何かの間違いでしょ」って撃たれる寸前まで信じていられそうな人。