昨日の少クラプレミアムの感想の続き。まだ引っ張りますよ。






TOKIOの今までの歩みを色々確認して、メンバーの気持ちがバラバラになっていったピークは2007年頃ではないか?と勝手に決めつけた上でつらつら書いてみます。

自分なりに考えた根拠は、
・2010年の、しやがれ出演時に太一さんが例の喧嘩の時期について「2〜3年前」と言っていたことから。その言葉通りに逆算するとしたら2007〜2008年。
・2007年はライブが無い年だった。
・2008年の「SUGAR LIVE」のパンフレットでは、「去年はいろいろ事情があってライブが無い年だった」「メンバーみんんなのモチベーションが一緒」「見てる視点が全員同じ」といった言葉が各メンバーの口から語られていること。今思えば、メンバー一丸でライブに向かうなんて当たり前のこと、わざわざ書いてあったのかと思う。

2006年は「明日を目指して」ツアーがあって、その夏はGIGがあったんだよね。
ライブハウスツアー。後でDVDを見る限りではすごく盛り上がってたし楽しそうだった。でも次の年、2007年はライブが無いまま過ぎていった。
もしかしたら、GIGをやったことで現状の自分たちのレベルに何か憤りみたいなものを感じたのかな。っていうのをタヒチのインタビューを見ると感じる。

後出し感想になるけど、「明日を目指して」の時のLIVEは何だかまとまっていなかったように思う。
心に残りにくいライブ。
10周年を過ぎてから、少しずつ見えないところで崩れていったものがあるんだろうか。

どこかの雑誌かラジオレポで、「メンバー間でだんだん話をしなくなってしまっていた」という話を見聞きした覚えがあるんだけど、どこだっけな。

あった、2011年5月22日の日記。ビターオレンジ絡みで太一×リーダー×加藤シゲアキさんのトークがあって少クラプレミアム。

「16年目くらいの時に、言葉のキャッチボールが少なくなってきたTOKIO。バラエティで見ているとそうは思わないけれど、over30‘s worldライブ前のライブを思い返すと分かるような気がする。話し合いのおかげか、前回と今回のPLUSライブは本当に素敵なライブになったと思う。「何かを変えよう!」「前進していくんだ」って気合いが感じられた。」

と当時の私は書いてたんだねー。…ん?16年目?
DVD見たら太一さんが「今年でTOKIOも18年目ですよ」と言い、テロップにも「今年で18年目」と出てたけど、2011年の時点では16年で、その年の9月21日から17年突入じゃなかったっけ?
そこから逆算すると2008年か2009年に話し合いが持たれたのかな。

まあそれは置いといて。何かこの時のトーク見ると、太一さんは茂さんが何考えてるのかは分かっていたように見えるね。
色々意見を出すようになった反面、何も意見を言わなくなってしまっていって、何も言わないからみんなが何考えてるかも分からなくなったという、TOKIOの危機。


話戻して。

2007年は山口さん、長瀬さんが連ドラに、松岡さんもドラマ出演、太一さんもバラエティだったりタヒチの出版、茂さんもバラエティかな。TOKIOは元々個人仕事多いし、互いに干渉しない感じがするけど、それがいけなかったのかも。
多分、メントレGくらいでした5人が会わなくなって、話もしないでパソコンばかり打ってたりとかさ(松岡さんが体育座りしたとか、苦い珈琲飲んだとかの話・苦笑)。気持ちがバラバラになったのかもね。

5人で話をした、っていうのもどこかで見聞きしたような…。忘れてしまった。

でも話し合いして、何かが変わって、「SUGAR」が作られたのかと予想。ベースは長瀬さんが考えて作った曲だけれど、TOKIO全員が関わって作った曲だし。

2008年の「SUGAR」ライブ。約1年振り。TOKIOが妙に熱かった。必死に何か訴えていた。
約1年振りってことをすごく強調していた。あの時は、単に久しぶりだからなーって思ってたけど。
それはただ単に久しぶりのライブだから、というものではなくて、メンバーが再び団結したライブだったからじゃないのか。
すごく良いライブ!ではなかったけど、何か動き出そうとしているライブだった。
翌年2009年の「OVER 30's WORLD」は今までのTOKIOライブの常識を崩したライブになっていた。
2010年、またライブが無い年だった。
この年何かあったっけ…?あ、24時間テレビか。で、12月の音楽番組で茂さんが来年のPLUSライブの予告を生放送で言ったんだっけw突然の発表w
ライブは無い年だったけどあんまり危機感なかったような…。24時間テレビがあるんだから無くても仕方ないか、というような。来年のライブがもし春からあったとしたら、秋にする必要もないだろうし、という感じ。

で、2011年の春から始まった「PLUS」ライブは、SUGARの時と違ってあの時の悲痛な感じはなくて、とても落ち着いた、成熟し始めているライブだった。

そして今年、ようやく出たアルバム。ライブの決定。

よそ様の日記に書かれていたんですが、気持ちがバラバラな状態だったんじゃ、アルバムも出せなかったよね、と。
ホントそうですね。今だからこそ出せたんでしょうね。
バンドだから、余計に。全員が気持ちを合わせないと楽器の音はずれるし、コーラスも合わない。

プレミアムで太一さんが「あの時、みんなTOKIOのこと考えてなかったんじゃないか」と振り返り、長瀬さんが「考えてなかったわけじゃないけど“考えてないんじゃないか”と思うように見えていた」と話していたときの二人の何ともいえない顔が印象的。
多分、多分みんなそれぞれ考えてたんだろうけど、気持ちがズレてたんだろうね。
あの時の気持ちは「冷静ではいられなかった」という長瀬さん。


2007年ごろだと思われる、茂さんと松岡さんの喧嘩。
2010年放送当時は移籍がらみのことだと思ってたけど違うね、多分。
みんながバラバラになっていて、危惧した松岡さんが茂さんと太一さんを呼んで、茂さんにリーダーとしてしっかりしてくれみたいなことを言ったのかも。

「SUGAR」のパンフレットの松岡さんのコメントを改めて見てみる。焦り、何とかしなきゃって思いに溢れていた。