雑誌「SWITCH」。本屋で店員さんに尋ねるも、どこに置いてあるか分からず、でも嫌な顔一つせずみんなで探してくれました。っていうか「SWITCH」の名前を知らなかったことがちょっとショック。そんなにマイナーでも無いと思うけど…。
結局、陳列する前のカートの上にありました。

写真はモノクロ。見開き2ページ、そしてもう2ページ。インタビューは2ページ。5人それぞれが語ってました。
以下、内容バレ含む感想です。
発売したばかりなので、インタビューを丸々引用するのは控えているので「」内のセリフは雰囲気です。



前回の出演が確か2006年ごろだったような。長瀬さんの髪が斉藤和義さんみたいな髪型だったころ。

それと比べて今回の写真は、みんなイイおっさんになってます。
老け過ぎてるわけでもなく、若作りしてるでもなく。そのまま年を重ねてきた、そんな感じ。太一さんの歌詞じゃないけど、一本道ではなく絡まったり横道入ったりしながらここまで来たんだろうなーと思わされる写真でした。

茂さん。
「雨傘」から「羽田空港の軌跡」まで振り返って、その時その時ホントに大変だったなと思うそうです。
曲の感想じゃなくて、制作していた時・またはその周囲での出来事を指していたのが気になった。
それって、先日の太一さんが言ってた大変だった時期のこと?(苦笑)
自分たちで作るときは産みの苦しみというのがあるんだとは思うけど、提供曲を選んで演奏するというのは、また別の
大変さがあるのかもね。

今回のアルバムはシングル以外は全部メンバーが作った曲なので、ひとつの理想形にはなった、と。
うん、メンバーの名前で埋まってるって嬉しいよね。
「バンドっていいな」と話す茂さんが、何か愛おしい。そうね、貴方から始まったんだもんね、このバンドは。

山口さん。
「…as one」の歌詞は結構時間がかかったそうで。人との繋がりがテーマみたいね。

メンバー作の曲を、他メンバーがレコーディングする場合、曲を作ったメンバーが後で「レコーディングありがとね」とお礼言う、っていうエピソードが可愛かったw

太一さん。
「The Course of Life」は「人生行路」という意味。いい歌詞だと思う。1か月かかったらしいけど。
太一さんはいっつも「作詞が苦手」っていうけど、別に下手じゃ全然無いんだし、作詞は早く書ければいいってもんじゃないと思う。
太一さんの言葉は聞きたいのでこれからも作詞してほしいな。勿論、茂さんとのタッグの曲は好きなんだけど。

松岡さん。
リーマンショックとか与野党とか、そういう時勢について言及しているのが新鮮だった。
まあ大人の男だしね。
そういう時代の流れは音楽自体には関係ないようで、でも歌詞には影響している、っていうのに「なるほど」と思った。

TOKIOはそれぞれが一人でも十分やっていけるけれど、TOKIOの時はTOKIOとしてひとつのバンドにしておかないと、と松岡さん。
そうだね。
私は茂さんが一番好きだけど、あくまで「TOKIOの茂さん」が好き。だからTOKIOはいつまでもTOKIOであって欲しい。

長瀬さん。
長瀬さんの曲の作り方はノリ重視で、サビから作ることもあるそう。

茂さんの曲について「シブイ曲」「最初、洋楽かと思いましたよ」と言ってました。
確かにあれは洋楽みたいだった、洋楽ほとんど聴かないけど(笑)
ちなみに、「長瀬に歌わせるの悪いから自分で歌うわ」と言ったそうな。茂さんの声での「More」もいいけど、長瀬さんVerも聴いてみたかったな。

太一さんの曲なら上手く歌えると自信ある、とw
そもそも太一さんが長瀬さんの声をイメージして作っている、オーダーメイドの曲だからね。
相思相愛の素敵なコンビだと思うよ。

4人をリスペクトしている、って言い切ってるのがジンときたな。
曲を聴いていると、作ったメンバーのことが恋しくなって「会いたい」って思うらしい。



これ勝手なイメージなんだけど。長瀬さんは、何だろう…そこまでTOKIOにのめりこんでいないような。好きとか嫌いとかではなくて。
それこそ一人で何でも出来てしまう。曲作りも、アレンジも。ドラマにCM。プライベートも、レースに参加したりと自分の世界をしっかり持ってる。

音楽面一つとっても、レベルが高くなり、独自色がどんどん濃くなって、もう今のTOKIOの音楽には嵌りきらなくなってしまっているんじゃないかなって思っていた時期がある。何か認めるの悔しいから書かなかったけど(苦笑)

そして、こんなようなことを先日他のブログ様で書かれていて、自分もコメント書かせていただいたんですけどね。


でもソロライブはやっていないんだよね。
そこが不思議。
これだけ他のグループではソロライブやるのが珍しくなっていない中でさ。
アンプラグドに出演したくらいか。


長瀬さんプロデュースの30歳超え記念ライブで、ようやくその溝が埋められたような(あのテイストで、TOKIOにずっと行って欲しいかっていうと、それはまた違う話だが)。

1年空けた次のライブ、「PLUS」は、それまでのTOKIOのライブにあった何となくふわふわした曖昧さもなく、骨太過ぎるわけでもなく、程よくアイドルの華やかさもあり。
個人的には、これほどまとまって、そして心に残るライブは無いなと思いました。
茂さん贔屓としてはね、表題曲の「PLUS」を中心に、温かい空気が流れていたライブだなって感じた。
結果としてはそんなに成功したとは思えないんだけど、「見上げた流星」や「PLUS」はメンバー全員が歌ったり、メインボーカルを変えたりとかしていて、TOKIOが変化しようとしている、っていうのを感じられたのも嬉しかったし勇気をもらいました。