スライド作りはとりあえずいいでしょうと上司から言われました。
来週予演会の予定があるので、そこで受けた意見を元に修正することになりました。


最近、死が近い方が増えてきている。100歳近いから、と思いつつも、こういう職場で働いていると70歳台は「まだまだ若い」、80歳台でも「若い若い」、90歳超えてようやく「まあ、もう歳だしちょっと大変かな?」という感覚になる。
介護さんから話を聞くと、夜勤で回っているときに30分前には喋ってた人が次にラウンドした時には息をひきとっていた、ということは多々あるそうで。
リハビリスタッフは夜勤しないからそういう経験が無いので、今日改めてそういう話を聞いて衝撃でした。

何十年も生きてきて、苦労したり、結婚して子育てして、人によっては日清、日露、第二次世界大戦をくぐり抜けて、最期を過ごすのがプライバシーが一切ない施設での生活(プライバシーが無いのは仕事上仕方ないっちゃ仕方ないんだけど)。
終わりの地が、ここ。最期に関わるのは家族と、職員。
何が出来るんだろう?本人は何がしたかったんだろう?ちゃんと大往生出来たんだろうか?

何か…。
点滴でようやく命を繋いでいる方の横で、事務的に書類にチェックをしていて、そんなことを思いました。
その後で、その人の手を握ったら「あー」とニカっと笑う姿を見て、最後の最後に出来ることはもう笑っていただくことが一番なのかな、とか。

ちなみに。
仲良くさせてもらってる看護師さんは、休み中にも関わらず「〇〇さんのこと考えてた」と言っていたり。
医者はもう治療しないと決めたけれども、社会福祉士や別の看護師さんが、何とか本人の本当の希望を聞き出そうとYES/NO判断を使用していたのを見て、この職場に勤めていて良かったなと思いました。