ナイト・ピープル

北村一樹さんと佐藤江梨子さんが主演の映画。
撮影地が山梨ということもあって、地元では宣伝されてます。
その撮影地ともなった山梨の中心地である甲府の商店街を久々に歩きましたが、まあ夜のお店が増えた増えた。
昔はオギノ(その前はトポス)がでーんとあって、近くに岡島もあって、明るさがあったんですが、今はオギノは潰れてしまって建物だけが残っているのみ。
岡島は変わらずあるけど…。
いつの間にか居酒屋が増え、それだけならいいけど、クラブハウスとかガールズカフェとかパブとかが増え続け。
対立している暴力団も居たりとかして、昼間でもどこか空気が重い。
普通のお店と、夜のお店が混在している。で、夜になると警官がパトロールをずっとしている。
中心駅である甲府駅があり、県庁もある地域なのにね。全体的に寂れてる。
今は昭和町や双葉とかそっちの方が賑わってるものね。

そんな「ガチ」でそういう雰囲気のある地帯なので、そこで行われたガンアクションは凄く見応えがありました。

北村さんがここで撮影していたんだなーと思うと感慨深い。

肝心の映画は、原作があるのでその原作は面白いのかもしれない。
事件のあらましは色々入り組んでいて面白い。ホテル経営している女主人なんてすごくカッコいい役どころだったし。ちょうどブラックラグーンを観ていたから、その世界観と少しダブった。
役者さんは全員良かったです。

ただ、テンポが悪い。
もうちょっとテンポに緩急つけたり音楽の付け方を変えたりとか、構図を考えたりとかしたら…。と、勿体ない映画だなと思いました。