オリスタ

5人でのインタビューではなく、2・3で分けてのインタビュー記事が、オリスタに限らず最近の雑誌は多い。
色んな組み合わせで話すことでトークのリズムも変わるから面白い。

今回は茂さんと長瀬さんの組み合わせ。
長瀬さんが、自分が今まで色々やりたいことを言ってきたのをリーダーは全部受け止めてきてくれた、なんて話をしていたのがグッときました。
自分が情けないとか。
そんなこと言う人でしたっけ?いや茂さんに対して。
これが太一さんや山口さんに対してなら分かるんだけど。
何とも意外だったけれども茂さんと長瀬さんの空気が緩やかになってる感じがして良かった。

月刊Songs

こちらは下2人、上3人の組み合わせ。
上3人から見た長瀬さんがいつまで経っても弟分なのが可愛い。歌詞に難しい言葉が出てくると「どこで覚えたんだそんな言葉」みたいになってる彼らが可愛い。
あと、茂さんの作曲方法ですが、座ったり、立ったり、寝転がったりと色んな体勢でやっているらしく。それが曲に表れているようです。
それを太一さん山口さんが「この曲はこういう姿勢で作ったんでしょ」みたいに見抜いているのが萌える。

松岡さん長瀬さんのインタビューでは、茂さんの歌詞について言及があって、長瀬さんの歌詞と茂さんの歌詞の違いを語っていて「なるほど」と思いました。

あとは、山口さんと茂さんが好きなTOKIOのアルバムについて。茂さん、それが好きなの?とこれが意外でした。

アルバム

注意:ネタバレあります。



初回盤の1・2を購入しました。
中身の曲目は3種とも変わらないから購入する側に対しては優しいね。
それと、普通のアルバムは全体の構成を考えて作られてますが、このアルバムはファン投票ランキング順なので、最後の曲が一番順位が低いから不思議な感じ。
だから新曲で締めて正解だったかも。

シングルパートの方は、「リリック」から「LOVE YOU ONLY」への流れがもう衝撃。熟した今の曲から20年前にタイムスリップ。
若い!声が若い!音も軽い!(笑)
もう笑えます。笑えるんだけど、何か泣けてくるし。ラブユーから20年経ったんだねーという感慨。
オリコンでもファン投票でも1位になれないちょっと不憫なデビュー曲ですが、今でも愛されていて。そんなところがTOKIOの曲っぽい。

曲目は全部暗記していないで聴いたので「お、次はこの曲か」「トラベリングマン入ってたんだー」とか色々驚きがあって楽しめました。
「Julia」はね、この曲目の流れで来ると渋い!「Julia」「glider」の流れは渋いです。


長瀬さんが作った新曲「ハート」はレコーディング風景やPV的なものを見ながらの方がグッときました。
何となく、これはメンバーのことを歌ってるのかなと。
レコーディング風景はひたすら淡々としていて。そこが面白い。
メンバー勢揃いしている場面はないです。
長瀬さん・松岡さん、ってな具合に長瀬さんが各メンバーのレコーディングに付き添って要望を出している形。

ちなみに先日の「音楽のちから」で「リリック」のバックで流れていたレコーディング風景が、この「ハート」のレコーディングです。粋なことするね、DASHスタッフ。

茂さん、メガネで可愛かった〜。
そして、喋らないw
ほぼ「消しゴム♪」しか喋っていません。
長瀬さんの指示に一切意見することなく淡々とギターを弾く姿がカッコいいだか可愛いんだか。


アルバム・カップリングパートは「Symphonic」を久々に聴いたので懐かしかった。「Dream&Breeze」から「Southend」の流れが好き。
かと思えば急に「Zettai」がくるし。「Zettai」から「T2」にかけては聴いてるだけなのに疲れます、盛り上がり曲だから。

茂さんの作った「こころ」は凄く良かった。自分が好きなメロディライン、そして歌詞。
かなり難産だったようで、それが分かるほど良い歌詞です。
たまに四字熟語とか、1番2番で対の言葉・類似言葉とか使う癖があるんだけど、それが下手するとくどくなっちゃうことがあって。「こころ」はそういうのが無かったのと、これは茂さんの歌詞に今まで登場しなかった言葉だな、とか。
そういうのが印象的でした。
「Songs」で山口さんが絶賛してましたが、あの言葉も聴きどころ。確かによく考えつくわ。

曲自体は勿論良いのと、とにかく長瀬さんの歌い方がいい!
優しい〜歌い方です。
「自由な名の下に」も優しかったけど、それとは違う歌い方。
長瀬さん、こんな声も出せるんだ、と驚きでした。何かの雑誌で、茂さんが「長瀬が歌い方を色々考えてくれた」みたいなこと言ってましたが、聴いて納得。


シングルもアルバムも大抵持っているし、既存の曲を集めたベストアルバム自体はそこまで楽しみでは無かったんだけど、やっぱり通しで聴くと違うね。
しかもランキング順だから「この曲がこの位置かー」と聴いてて面白いです。
TOKIOでは大ヒットした「宙船」が11位で、売れなかった「GREEN」が5位とか。これはファンならではの順位だと思う。