Mステウルトラフェス。
そもそも30周年のお祝い番組だったんですね。途中で気付きました。
30年続いている番組の特番だからか、出演しているアーティストがMステやタモリさんに対して敬意と親しみを持っている様子が伝わってくるようでした。

ランキングが相変わらず好きな番組だけど、このランキングさえ無ければ良い音楽番組だったなと思う。


アーティストによって歌う曲数に違いがあるのはやっぱり嫌だけれども、普段のSP番組に比べて、どのアーティストも歌う長さが長かった気がします。
一曲一曲じっくり聴けたり、アーティスト同士の会話を聞けたのが良かった。


昨日は体調が悪くて伏せながら見ていました。


印象に残ったのはエレファントカシマシ奥田民生aiko椎名林檎、ゆず、AKB48に突如参加させられた木村さん、ラルクTOKIO&元Jフレ、X JAPAN
aikoのカブトムシは恋の曲だと思ってたけど、今となっては失恋の曲に聴こえる。
椎名さんは、丸の内サディスティックのアレンジバージョンが素敵でした。普通のアレンジじゃ歌わないよね、この方は。
日本語詞の方が好きなので、少しでもいいから日本語で歌って〜と念を送りました。色っぽいのと、自分の世界を作って歌えるところが好き。
ゆずの生声部分からマイクに行くところは鳥肌立ちました。ゆずならではの演出ですね。
木村さんのフォーチュンクッキーのダンスは可愛かった。踊ったことがあるとはいえ、すぐに合わせられるのは流石。頭のてっぺんから足先まで艶があって素敵でした。
ラルクは、hydeさんの若々しさが印象的でした。そして可愛い。この方は歳をとらないのか、はたまたものすごくゆっくり時が流れているのか。
X JAPANは今まで歌をきちんと聴いたことなかったけど、今更だけど、歌上手い。
腹の底から出ている綺麗な高い声は聴いていて心地よいです。
天上の声とはこういうことを言うんだろうなと思った。


今回のMステはSMAPと嵐以外はジャニーズメドレーってことで、ある意味隔離状態?
3〜4組ずつステージに上がればトークをいっぺんに済ませられるし、グループ同士の交流を見るのが好きなファンが多いだろうから視聴者もお得だし、よく考えられた構成だと感心しました。
ちょっと贔屓目に見ても、生放送を楽しんだりハプニングへの対応力が上手だなと思った、ジャニーズって。


TOKIOはV6とKinKiと共に登場。
J-friends。懐かしい。みんなおっさんになったけど、この3組は安定感と安心感があるね。

太一さんと森田さんキッカケで、まさかの乱闘コントw
Jフレのお家芸をまさかMステで見れるとは。
暴れるTOKIO、けしかけるV6(主にイノッチ)、遠くで観覧するKinKi。
そんな乱闘コントとかワイプで見てるSMAP。なにこの閉ざされた格子を挟んでの共演。
あとタモリさんに「ガラの悪いジャニーズだなw」と笑われてたのが印象的でした。


肝心の歌ですが。
最初、楽器が用意されていなかったから「まさか手ぶらで?」と一抹の不安があったので、V6が歌っている間に楽器がセットされていてホッとしました。
あの短時間にどうやってセットしたのか不思議で仕方ありません。イリュージョン?

曲はラブユー。いつもよりちょっと長め。
茂さんのハモリの声がよくきこえた。
前よりも音程ずれてる気がする。でも甘い声が可愛かったです。


結局10時間近く見ていたMステフェス。
他の音楽番組と違ってよかったところは、アーティストが基本的には1回だけの出演。曲が長め。アーティスト同士のトークがあったこと。プライベート話だけではなく、曲に対しての思い入れやエピソードを聞けたこと。事前収録と生放送の部分をしっかり分けていたこと。

今回はヒット曲ばかりで、最近の曲も聴きたいなとは思ったけど。
いっそファン投票でもいいんじゃないかと。