紫陽花。
好きな花の一つです。


歌舞伎を観に行きました。
初歌舞伎。
義経千本桜の第一部を観ました。


お土産屋さんで一服。美味しいぜんざいでした。可愛い急須付きなのが嬉しい。


場内アナウンスで緞帳の紹介がありました。緞帳が4つもあってビックリ。永谷園伊藤園、LXIL、清水建設から。

演目が始まる前に、よく見る柄の幕が引かれます。
一幕終わるごとに引かれるんですが、この幕を人が走りながら開けるんです。その時の幕のシャアアアアアっていう音がとても心地良かったし、躍動感があって格好よかった。


音声ガイドをレンタルするか迷いましたが、義経という分かりやすい題材ですし、あらすじを読んでおけば何とかなるだろうと思ってそのまま観てみました。
今の話し言葉に近い台詞もあれば、昔の言葉で分かりにくい発音もありましたが大体分かりました。
所作ひとつひとつが綺麗で見惚れました。カッコイイ。
立ち回りの姿は勿論のこと、静止している姿が素敵。その人物に焦点が当たるまでは数分間微動だにせずにいるんですが、子役も大人もびしっと止まっていて、それが凄かった。


花道近くに居たので、数センチの距離で役者さんを拝めました。
着物を間近で見れてよかった。


音楽は生演奏。舞台の両端に奏者が居ます。唄と音楽を生で聴けたというのが今回一番嬉しかったかもしれない。
役者さんの声も、テレビと生では全然違う。声が出ている・出ていないが如実に分かってしまう酷さもあります。
舞台ではマイクを使うことが多い中で、今回見た歌舞伎は生声。大声というか、声を震わせながら出しているから広い場内にも届くんだろうなって思った。


お昼は30分の幕間の時にいただくそうです。
甘味もきちんと入っていて美味しかった。



お客さんの中で気になったのは、座敷に座っていたカップル。
20年前のトレンディドラマに出てきそうな、実業家っぽい30代後半の男性と、綺麗めのお姉さん(ギャル系ではない)。
ワインで乾杯している様子がドラマのようでした。彼女のぎこちなさからすると恋人ではなさそうだし。謎が残るカップルでした。