けものフレンズ、を観てみました。
最初はゲーム、だったのかな。その後漫画になって、そしてアニメ化(ひぐらし的な展開の仕方?)。
これは3DCGというのか。セル画と違って、角度によっては肘や膝の関節がありえない曲がり方をしている。
背景もCG。でも手描きっぽい部分もある。CGだけど体の動きも表情も温かみがあって、ふわっとした雰囲気がこのアニメに合っているように思いました。

ストーリー自体は、主人公が自分は何者なのか相棒と共に探して冒険して色んな存在に出逢って、共通の敵をみんなで協力して倒して、そして再び旅が始まる。
人間は絶滅したのか、単に他の地方へ出て行っただけなのか、何で人化したフレンズは1種につき1体しかいないのか、寿命はどうなっているのか何でメスだけなのかとか、考察すると結構楽しいアニメです。
でもストーリー自体はとてもシンプルで、何か目新しいものではない。
(ちょっとドラえもんっぽい気もした。ボスがドラえもんのブリキ〜に出てくるキャラっぽい。ドラえもん=カバン、のびた=サーバル、みたいな)
動物の動き、性格、寝るときの姿勢など細かく描かれていることやデザインなどが魅力なのと、とにかく優しい世界であることが魅力だと感じました。
争いや喧嘩があっても、最後は仲良くなる。もしくは相手の欠点をポジティブに捉える。

刺激的なストーリー展開を見まくった結果、けものフレンズに行き着いた人にとっては、このどこまでも優しい世界が心に沁みるのかもしれないと思いました。


自分はこのアニメに出てきた動物の中ではアルパカが一番好きです(声優さんの話によれば田舎のおばあちゃんをイメージしたそうな)。