鉄腕DASH。1時間まるごと0円食堂。
ゲストは亀梨さん。
普段から料理しているからなのか、食材に対しての基本的な興味があるんだなぁと感じました。
仕事のための食材確保とはいえ、ヒラメに強く反応したり、卵を貪欲に貰いに行ったり。やらされてる感ではなくて、積極的に狩りに行ってる感じ。
卵のところではディレクターが「選別所でヒビ割れ卵は選別されているはず」みたいなことを指摘していたのが印象的でした。
DASHと言ってもコーナーごとに関わっているスタッフは違うみたいだから(制作テレビに載ってた関係図によると)各々専門知識も違うんでしょうけど、長年食材のことを追いかけていくとどのように選別されて流通していくのか、どういうものが廃棄されるのか分かってくるんでしょうね。
っていうことを感じました。

個人的には、0円食堂のスタッフって物腰が柔らかいのと服装が割と清潔なのがいいなぁと思います。


白いとうもろこしを作っていらっしゃるところでの太一さんと旦那さんとのやりとりは久々にピリッとして面白かったです。
ただ単に寡黙だったのかいきなり太一さんが来てびっくりしてたのか、作業で疲れていたのか分からないですけど。
しばしの沈黙の後の、「捨てるところ…」と太一さんが言った後の「0円食堂ですか」「いつも観てますんで」にはテレビ見ていて吹き出しました。


冒頭のヒラメのところでも、「TOKIO鉄腕DASH…」と亀梨さんが言ったところで「ああ、TOKIOのアレか」「0円食堂」とお客さんやお店の方がすぐに理解していたのが印象的だったのと、面白かったのと。
テレビが来た!芸能人がきた!っていうリアクションというよりも、あのいつものやつね、みたいな。番組との距離感が近いなぁと思いました。


0円食堂は何と言っても料理シーンが好きです。
メニューは自分たちで全部やってるのか、スタッフが助言しているのかそこが分からないんですが、調味料の計り方のアバウトさと手際の良さを見ているとある程度は本人たちで自由にやってそう。
亀梨さんの作っていた肉味噌、太一さんが作っていたアクアパッツァ、茂さんの串揚げ(豚肉とマッシュルーム)どれも美味しそうでした。
串揚げの衣にお餅使うのが斬新。

あと、千葉県にこんなにも沢山農作物があると知りませんでした。メロンもマッシュルームのイメージも全く無かった。豚も千葉のものがちゃんとあるんですね。

昔はソーラーカーで海岸線を巡ってその土地の名物を紹介していたのが、今の0円食堂に受け継がれているものもちょっとあるのかなと思います。
〜をGETしましたとか、大事に育てて規格外になっただけのものを0円と言ってしまっていることに疑問はあるんですけど、その土地の知られざる食材や地域の人間性とかを0円食堂を通して知ることができる、加えてメンバーの料理シーンが見れる、そういう点で0円食堂は好きです。