空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」

楊貴妃の死の謎を、空海と白楽天で解いていくという映画。

映像、役者さんの演技良かったです。
猫や白鶴のCGとかワイヤーアクションに粗が見えてしまったこと以外は。

なんだかんだで中国の壮大な風景、建物、お金惜しみなく掛けてるわーという感じのセットとかエキストラの迫力は良いです。
綺麗な衣装、流麗な動作。それ観ているだけでも楽しいです。


染谷さんの空海が良かったです。仕草がどれも美しい。
楽天とのコンビも良くてずっと見てられる。

この映画を観てから楊貴妃阿倍仲麻呂空海のことを調べ直すと尚おもしろかったです。
楊貴妃阿倍仲麻呂が日本に逃げてきた説とか、そういうのもあるんだなって。楊貴妃というとかなり古代の、というイメージがあったので、そうか阿倍仲麻呂と同時期なんだ、って気づいたり。
空海が唐に行ったことは知っていても、どれくらいの年月で、何をどうやっていたのかってのは知らないんで、今回みたいなファンタジーもありだなって思いました。

夢枕獏の小説が原作なので、いつか読んでみたいです。