20歳くらいまでは、テレビや雑誌で芸能人などを見て実年齢よりも若い役とか服装をしている人を見かけると男女問わずあまりいい気分にならなかったし、年齢に合った落ち着いた服を着ればいいのにと思っていた。

で、今自分がそこそこいい歳になって思うのが、「年相応の格好ってどれ?」ってこと。

そして、自分がどんどん歳を重ねて老けていっても心がそこに追いつかないという現実。
精神年齢は学生時代で止まっているんじゃないかと思うくらい。そういうとき、日記って役に立つんですよね。10年くらい前の日記を見ると明らかにテンションが違うので、ああ知らず知らずのうちに心も歳を重ねているんだぁと思ったり。

服装の話に戻ると、それでも「今」の自分を客観的に見るとどのくらいの年齢なのかが分からないし、若作りにしているのかも分からない。
患者さんからの反応を見ていても人それぞれで、20代に見えるという方もいれば「え?子供いないの?」と既婚者に思われている場合もある。


服装で一番悩むのがフォーマルな格好をするとき。
去年は表彰を受ける場があって、その時に世の奥様方が着ているようなスーツがいいのか、それは年齢が高すぎるのか、いやいやこの服装では軽すぎるのか。結局、上を黒、下をグレー、スーツの上をジャケット代わりに羽織るという方法で乗り切りました。


年相応の格好って、難しいです。