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「友罪」

良かったです。でも1回観に行けばいいかな。
画の撮り方、最小限の音楽で進めていく方法は好き。

いくつかの物語があって、それが微妙に絡んではいるんですが、交通事故の案件の部分の話は要る？って思いました。それはそっちで一つの話にした方がいいんじゃないかと。
男性が青っぽい服、女性が赤っぽい服を着ているシーンがあってそれがちょっとコントに見えてしまった。

瑛太さんの演技が凄かったです。あと同僚二人も。清水だっけ？あのクズさが生々しい。居そうですもん。悪い人じゃないけど良い人でもない。

ただ題材が題材なだけに、犯人の描き方が綺麗過ぎてちょっと受け入れにくかったです。

あとこの映画に限ったことじゃないんですが、女性のレイプシーンって必要？って思う。殺人シーンは描かないけどレイプシーンは描く。女性が苦しんでいる様子を描く。あれは一体誰の得になるんだろうか。
たとえば、レイプした犯人が裁かれるというところまで描かれていれば、いいなと思うんです。
でもそれが無いので、結局ショッキングな映像のネタとして描かれてるのかなと。最近はそう思うようになりました。