16回目の紅白出場おめでとうございます！！
いつもは「紅白はもうマンネリ化しているし、無理して出場しなくていいよ」なんて冷めたこと言ってましたが、もうね、ここまで来るとね、「落選（辞退という形であっても）」＝「落ち目確定」っていうイメージが私にはありました。
だから、出場が決定した時は本当に嬉しかった…！ってかホッとしましたよ。
嵐は出場する可能性はあったけど、出ない気がしたんだよね…何故か。
個人的には出なくていいよって感じなんですが（毒）でも自分が経営者の立場だったら、「10周年という節目でお祝い感もあるし、デビューしたての若手を出すより違和感は少ない。CD（複数枚売りでも）・DVDの売り上げも申し分ない。ドラマも1本大ヒットしたし、映画も2本大ヒットした。バラエティの視聴率もまあまあの数字になってきた」という理由で出すだろうな…と。
でも、解散も歌活動縮小もしていないSMAPとTOKIOを今更切るのはしないだろうと思ってたんで、嵐の出場は5分5分だなって想像していました。
今まで誰も破ったことの無かった2枠を破ることは容易じゃないと思ってたから。SMAPはここ数年大ヒット曲は出していないしピークは過ぎているけれど、今でも1枚売りでヒットは出しているし（この点が他のジャニグループと大きく異なる点だろうな）国民的タレントの称号は伊達じゃ無い。
ってなると、切るのはTOKIOになると思うんだけど。そこまであからさまにしないやり方をとった原因だけがよく分からないんだなぁ。
メリーさんのお気に入りだから？NHKで番組持っているから？すっごい謎です。
最初、嵐出場を知った時は「15年間の慣習が遂に破られたか」と変に感傷に浸ってしまいました。でも、ここで嵐出しておかないとSMAP・TOKIOが消えない限り2枠で終わってしまうものね。
ただね…、うん、舐めていたよあの事務所を。3枠で終わるたまじゃなかったよね。
まさかの4枠（爆）
携帯のヤフーニュース見て吹いたもんwww4枠って！あからさまにゴリ押し来たよ！
っていうかジャニ―さんの本気を見たよwwwジャニーズという存在自体が嫌いな方には申し訳ないけど。最近のジャニーズがあんまり元気が無いように感じてたから、こういう強引なやり方を見れたのが何だかわくわくするというか（笑）言葉が上手く出てこないんだけどね。それでこそジャニーズ事務所！と思ってしまう。
NYCとやらは120％嵐のバーターでしょうね。
それを言ったらTOKIOはSMAPのバーターなんだろうけど。
でも他の事務所も似たようなことやってんだけどさぁ。エイ●ックスとかア●ューズとか。
ちょっと調べてみたんだけど1988年（それ以前はすみません、割愛します。ちなみにシブガキ隊や田原俊彦さんが出場していた）は「近藤真彦」「少年隊」「光GENJI」（初）「男闘呼組」（初）の4枠。この時、光GENJIのバックダンサーがSMAP。
1989年は「少年隊」「光GENJI」「男闘呼組」の3枠。
1990年は「少年隊」「光GENJI」「忍者」の3枠。
1991年〜1993年は「少年隊」「光GENJI」「SMAP」（1991年が初出場）の3枠で、光GENJIのバックダンサーがTOKIOだった。
つまり、ジャニーズが2〜4枠取っていたのはあまり珍しいことではなかったと。基本的にはデビューした年＝初出場みたい。
ただ、この頃は「解散」があったからうまく回転していたんだろう。今よりもアイドル全盛期だったろうし、ジャニがたくさん出ていてもそれを疎ましく思う人も少なかったのかも。
そして…1994年からは「SMAP」「TOKIO」の2枠になり、これが2008年の紅白まで続き、今年の2009年で2枠が終止符を打つこととなる。
かつての出場者である先輩グループは解散もしくは活動休止しない限りは出ていたし、デビューしたグループは紅白に出るのが慣習だったようなのでTOKIOが紅白に出る経緯は意外と納得できた。デビューから最短出場っていう記録も作りたかったんだろうね。
ただ、TOKIOが前例と異なるのは15年も出続けたことか。SMAPもだけど。過去の流れからしたらV6やKinkiが紅白に出る可能性も十分あったろうけど、おそらくこの頃は事務所の力が弱まっていてNHKとの交渉に破れたんじゃないか？
TOKIOはヒット曲もあんまり無いのに出続けたけど、「途中で出なくなる」という明確な理由が無いんだよね。だから毎年叩かれる訳ですが（苦笑）
「TOKIOは紅白辞退しろ」は季語にしてもいい気がすると思うほどだもんねぇ。この言葉を聞くと、「ああ、もう年が終わるのね」と思います。
まさか、SMAP（約20年）もTOKIO（約15年）も、こんなにも長きに渡り今日まで解散せずに居ただなんて、当時は誰も考えなかったんじゃないんだろうか。
本人も、その周囲の人たちも。
一番の原因はジャニがバラエティへ進出して、単なるタレントではなくてマルチタレントとして生きていく道を作ったため解散要素が薄くなったからかな（素人考え）。
結果から言えば、歴史を振り返れば4枠は実は珍しくは無いけど、15年の均衡が破られたというのは大きな出来事だと思った。
縁起でもないことを言うと、4枠も確保しておけばもしTOKIOが来年落とされても「世代交代」という理由にもならない理由で消えることも可能だもんねぇ。
あと、10周年で出場した嵐という前例を作っておけば、デビュー年＝初出場っていう概念も打ち消せるし。
なんだかんだで上手いことやるなぁと思いました。
