ライブDVD雑感

夜の9時か10時くらいから観だして、3つのライブを観終わったのは朝の3時30分くらいでした。

ここからはネタバレ、そしてすごく個人的な感想です。ご注意を。




古い順から観ました。SUGARは春は参戦しましたが夏は行けなかったので、観れてとても嬉しかったです。
PLUSは参戦した日のライブだったので、「そうそうこんなこともあった」と思い出に耽ったり。

TOKIO SUMMER LIVE'08(SUGAR LIVEの夏バージョン:最終日。横浜)

これって長瀬さんが編集したんですね。あんまり面白くないなーと思ってたら、まさか長瀬さんだったとは。
OVER〜はすごく好みの編集でした。ちょっと泥臭い感じがイイ。同じ人が作ったとは思えないです(あまり時間が無かったのかな)。

編集はともかくとして。
3つのライブの中でSUGARが一番つまらかった。自分は春に参戦したけど、当時はそんなにつまらないとは思わなかった。
久しぶりのライブだったからかな。
でも改めて観ると、コンセプトが無いっていうか、何を軸にしているのか全く伝わってこない。
何で急に「和」のライブ?ってOPから失笑。

そんなライブでした。
セットリストもまとまりないよね。

ちょこちょこと面白い部分はありました。
特攻服着てる松岡さんとか、ヅッキーホンとのダンス。みんな可愛い。
茂さんの白のスカートみたいな衣装はキモカワイイ(笑)
うん、衣装はカワイイ。でもロリータファッションみたいで思わずキモッと思ってしまいました、すみません(土下座)
松岡さんの太鼓と茂さんのギターのコラボはカッコよかったです。


茂さんファンとしては奈良ライブがかなり盛り上がったみたいで、それはタヒチからもうかがえたし、最後の挨拶で山口さんの涙にみんながもらい泣きしてしまったとかそんな微笑ましいエピソードも聞かれたんだけど。
ライブ構成自体は、何だかぱっとしない感じ。
横浜ライブも、盛り上がってる?と不安になりました。

TOKIO LIVE TOUR OVER 30's WORLD(最終日。名古屋)

「SUGAR」から時を経て、何かが変わった?と思うライブ。
長瀬さんの考案が軸になっていたらしいですが、TOKIOライブの試行とか再スタートとか、そんな感じを受けるライブでした。
城島SONGの内容や入れる位置がいつもと違ったり、MCを挟むところが違ったり。
ラブラブマンハッタンを3人で演奏したり。
LessonやCrasy Chaseとか懐かしい曲があって面白かった記憶があります。

改めて観ると、粗はあります。城島SONGの構成がだらっとしていたり(途中の弄りが長い)、イントロは重くてカッコいいサウンドなのにいざ歌い出すと長瀬さんの声が可愛らし過ぎて一気に曲が軽くなったり。
声質の問題だから仕方ないんですが、長瀬さんってそんなに野太い声が出せるわけじゃないからイントロとのギャップが凄すぎる。
でも、今までのお決まりのライブ構成や演奏じゃなくて、何かを変えようとしている意志が凄く伝わってくるライブでした。
あ、あと長瀬さんはボーカルに徹してる姿が一番カッコイイです。


DVDではメンバーのインタビューや、楽屋風景が少しあって楽しめました。

TOKIO LIVE TOUR 2011 +PLUS+(武道館ファイナル)

震災の影響もあったから、今までとは異なる精神状態が会場にあったようにも思います。私はね。
TOKIOのライブはチケットが取れないなんて一部地域を除いてそんなにあることじゃないし、「どうせまたいつか行けるし」って思ってる人も居たと思う。

でも、その「いつか」っていうのはすごく不確実で、良いライブでも悪いライブでも、そのライブが行われる「普通さ」がすごく大切なものだと、武道館ライブが延期になったときは(震災直後は中止扱いだったけど)今年はすごく思わされました。

薄い言い方をすれば神セットリストでした、このライブ。
曲の流れが綺麗で、よくまとまっていた。ミディアムテンポの曲が多いのに盛り上がったように思います。
ライブのコンセプトが「PLUS」で、そのために作られた「PLUS」の曲を軸にしたような感じ。
決して汗だくで騒げるライブ、では無いんだけど歌詞とメロディのバランス良い曲を集めたセットリストだと思いました(歌詞の内容が伝わってくる曲)。

長瀬さんに関しては、歌声がびっくりするほど変わっていてびっくり。
外見は「SUGAR」「OVER〜」とどんどん太っていって「うわー…」となりましたが(老けたなー)。
声が本当に良かった。

「雨傘」なんて、「OVER〜」の時と全然違う。
あんな澄んだ声での「待って」は初めて聞きました。あの時の、後ろ向きで歌う演出が好きだったんだけど、編集では斜め前から撮ってたのが残念。

他の曲も、「OVER〜」と時と比べて軽さが無くて音に負けてない。

曲間もよかったな。
「それしかできない」〜「路傍の花」にかけてと「GREEN」〜「Symphonic」の流れは本当に素敵。
「路傍の花」はファンの間ではとても評価の高い曲だけど、自分にとっては凄く印象が薄い曲。
でもこのライブですごく好きになった曲でもあります。

「それしかできない」は“OLがラーメンすする時の仕草”と松岡さんに評された茂さんの仕草を再度確認w
あれはねー正に「苦笑い」でしたね。気持ち悪っって感情も入り混じった(苦)
しかもあれがどアップに映されたもんだからw
ただ、この時、妙に客席の一体感を感じました(笑)


そうそう、このライブはOP曲のadvanceが終わった後のメンバー紹介の時にキーボードのアクシデントが起きたんだよね。
他の2つのライブDVDは淡々とライブが進んでいくけど、PLUSはハプニングがあったり、最終曲でのKAT-TUN田中聖さんの参加もあったり、メンバーの挨拶もあったりと「生っぽさ」を感じられるライブDVDで凄く好きです。

「上昇思考」はいつ観てもいいね。
年々、TOKIOライブはメンバーがあんまり動かなくなってきてるけど、そりゃあちゃんと歌も聴きたいけど、走って煽ってくれる姿をもう少し見たいなーと思います。
だから「上昇思考」の太一さんの盛り上げ方はすごく印象に残りました。

デビュー曲のLOVE YOU ONLY(原曲バージョン)はやっぱり良い。
もう、曲の流れに合ってるとか合ってないとか関係無い唯一無二のものだと思う。