今まで読んだ漫画を振りかえってみる

第4回 エルフェンリート(作:岡本倫
週刊ヤングジャンプで2002年〜2005年まで連載。
この漫画とアニメを知ったのはニコ動で、グロいシーンを集めた動画を見ていて知りました(何てもの見てんだ…)。
本屋に行ったけれど、全巻無かったのでBOOK OFFでまとめ買い。

グロテスクなものを目当てで読み始めたけど、内容は複雑で深いです。
ウィキの記載から抜粋すると、
“アニメを監督した神戸守は作品の解説として次のように述べている。「一人の人間の中でこれらのことは複雑に絡みあっている。平凡であることへの劣等感。他人との違いによる劣等感。同じ境遇の者への親近感。そして、救い。この作品は表面的にはお色気、ラブコメ、バイオレンスだが、本質は差別と救いであろう。社会問題にもなっている苛め、つまり差別はこの作品の中に詰まっている。誰しも救いは求めている。」”

この言葉そのものだと思います、この漫画は。

絶望が多くある中で、ラストシーンは微かな希望があります。