妖怪人間ベムの最終回。
ベムと名無しとの戦いを期待していたけど、意外とあっけなく終わってしまったのが残念。
でも昔戦ったときはまだしも、もう何十年と生きて彷徨っているから名無しも死にたがっていたんだなと寂しい気持ちになりました。

ベムが夏目に心を許したあの日の雨の道を、明るい日差しの下で一緒に歩くシーンとか、初めて撮る写真に緊張している3人とか、チケットを両手で持って待機している3人とか。
ああ、良いシーンだ。そう思いました。

ラストはアニメの最終回になぞって、しかもナレーションも一緒。
すごく明るくはないけれど希望の見えるラストでした。


回を重ねるごとに次回予告が短くなり、最終回の予告の時なんて総集編の映像が流れたくらいに撮影・編集が押しまくっていたドラマだったのに、すごく丁寧に繊細に作られていてとても良いドラマでした。

Mステで亀梨さんを見て、それからベムを見るとやっぱり違うんだよね。
演じるを通り越してベムが憑依しているような。そんな素敵な演技でした。