リハビリ病院と違って老健では人の死が日常的にある。段々麻痺してくる。
その年によっては1人だったり、多いときには10数人が旅立たれることもあるらしい。

昨日まで話をしていた人が、次の日の昼にはベッドが空になっているときがある。

最後に会ったのはいつだったのか、最後に話しかけた言葉何だったのか。
思い返して、その時に後悔が無いようにしたい。

施設としては、最期を決して1人で逝かせてはならない。思い残すことのないことをさせる。
必ず家族やスタッフに看取られて旅立つよう関わって行く。
この関わりも、ようやく去年から始まった。「死」に慣れないようにして、看取りの関わりをしっかりやっていきたい。