Rの法則ものすごい良かった。
CM無いから見やすいし、1時間まるっとTOKIOにスポットライト当ててくれるなんてこんな希少なことって。
しかも音楽に対してすごい掘り下げてくれていて嬉しかったし新しい発見もあった。
10代の子の意見を聞くと純粋だなって思うし、歌詞以上のことをいろいろ考えているんだなって思う。
自分はそこまで真っ直ぐには捉えてないなって。
メンバーが書いた詞に対しては色々考えるけど、他の作家さんが書いたものはそこまで考えて見ないかもしれない。
今回色んな意見聴いてみて、改めてTOKIOの曲を聴きたいと思った。


発売日以外にTOKIOが自分達の曲を語るってなかなかしないんだよね。
だからこそ◯◯に合う曲、での選曲は面白かった。
茂さんは歌詞とメロディ・テンポのどちらかでいえば、歌詞脳だなぁって。自分を変えたいと思う時の曲で「自分のために」や「明日を目指して」は何となく分かるけど「見上げた流星」はまず浮かばない。でも歌詞をよく読むと、なるほどそうかって思う。
太一さんはタイトルや雰囲気で選んでたようだけど、メロディ脳だなぁって思った。
他のメンバーもそれぞれ、歌詞優位、メロディ優位ってあるんだけど。茂さんと太一さんははっきり分かれてるように見える。

だからって太一さんが書く歌詞が平凡かというとそんなこともないし。あくまで自然と書けてしまうのは楽譜の方で。
茂さんも、自然と思いつくのは言葉の方なんだろうね。


メンバーそれぞれの恋愛気質に関しては、もうなるほどって感じ。
これはまたおいおい他で語るとして。


ラブユーの歌詞の掘り下げ面白かった。
あれ、最初に聞いたときは「思い込みの激しい男の痛い歌」だと思ってたけど(でもメロディが可愛くて乗りやすくて全体的には良い曲)、よく読むと肉食系の男らしい歌なんだね。面白い。

リリックの歌詞の掘り下げも良かった。
「拙い言葉」はよく使われるフレーズだけれども長瀬さんが言うとすごく深く感じるのよね。
それは10代20代30代とバラエティとかで見て来て、本当に言葉がすらすら言うタイプの人じゃなかったし。個性的な発言が、単なる天然と捉えられて笑いで終わっちゃうこともあったし。その中には人を傷つけた言葉もあっただろうし。
だから「拙い」っていうのは、伝わり切れない口惜しさとか悩みとか反省とかいろんな思いが込められてるのかなって思う。


これ、是非茂さんの曲の歌詞の掘り下げもやって欲しいな。
「必要と思われる〜」とか「PLUS」とか。


ライブの方は、ちょっと音がずれてたような。特にアンビシャスの茂さんの部分はぼろぼろで残念。発売当初はもっと上手かったのに、年々変になってるのが残念。それをネタにされるのはもっと嫌だなって思う。