休みをとるのも面倒くさい

呼吸するのも面倒くさい、と思う時が偶にあります。

封神演義(漫画の)に出てくる太上老君並に。

休みをとるのも面倒くさい。というのも休みの前に自分がいないときのために訓練プログラムを作成して申し送りをして、というのをやるのと、休みの間に問題が起きて仕事場から連絡をもらうことなどを考えると2連休くらいがちょうどいいと考えるようになりました。

 

施設で働いていたときは、年末年始に1週間ほど休みを頂けたことがありましたが、そのときはリハスタッフ一斉に休んでいたので気兼ねなく休めたんですね。その他に休むときも、施設は生活そのものがリハビリという考え方なので個別リハビリ中心で回っていないから、休んでいても仕事場から連絡は来ることは滅多になくゆっくり休んでいられました。

 

今は、上司が変わって、報告連絡を密にするという目的でちょっとした事務連絡もメールで来るようになりました。自分以外のスタッフはLINEでやりとりしています。

 

これがもう苦痛で。

休みのときも仕事のことは考えるけどもそれはあくまで自分の中での考え事。

休み中に仕事のことでメールが来ると気が気でない。自分にメールを送ってくる相手って、FCメール・eプラスからのメールくらいなものだから、メール音が鳴る度にドキドキします。

 

だったら出勤している方が楽。でも連勤は疲れる。心身共に。どっちつかずです。

 

今日のお昼は、色々溜まっていたことを唯一の同期に話す機会があって、彼女がしっかり聞いてくれて、アドバイスもしてくれて、心の淀みが少しスッキリしました。

 

患者さんの多くは高齢者が多いです。

たまに一桁・10代・20代の方も来ますが、断然80代90代が多い。

患者さんの中には「こんな老ぼれが生きていたって」「周りに迷惑かけて申し訳ない」と話す人が多いですけど、私からしたら80代90代まで生き抜いているって凄いことだと思います。

自分の身で考えたら、今の自分の歳の倍以上生きるってどんな世界が待っているんだろうとぞっとします。

だから単なる励ましでも何でもなく「生きているだけで凄いんですよ」と言ってしまいます。

本当に。生きているだけですごい。

今まで頑張って頑張って。

天災も戦争もバブルも何もかも越えて生き抜いて。家族を養って。仕事して。

そして今、みんなの世話になって何が悪いのかと。

 

話変わりますが、昨日のニュースリーダーのリーダー列伝で茂さんが伺ったハンバーグ店の社長さんが、ドラッカーの「得意でないことで成功した人はいない」という教えに感化されて、会社を立て直したという話をされていて、確かに自分の長所を押し出すことでとても良い結果を得ていたのですけど。

 

自分の場合は逆に、人付き合いも集団行動も苦手ななのにこの仕事をやっていることで、人に関わらずを得ない状況に自分を置くことで生かされているなと感じることがあります。