小室さんの引退のニュースに衝撃を受けました。
テレビは見れなかったので記事だけ読んだ感想としては、自発的な活動は辞めるけど、オファーがあれば…みたいな言い方をされていたので、完全に辞めるわけではなさそうなのでそこは少しホッとしたのと、音楽家としての悩みも尽きないでしょうしアーティストの方って本当に大変ですし孤独だと思いました。

このニュースで、高次脳機能障害と、介護について考えるキッカケになればいいと思います。
高次脳機能障害
100人居たら、100人違う症状が出ます。身体障害&高次脳機能障害の方もたくさんいますが、体は何も問題無いのに高次脳機能障害だけあるというのは本人にとっても周りの人にとっても大変な事態です。職場では、歩ける高次脳と呼んでいます(=とてもリスクのある患者さんという意味)。
記憶障害、注意障害、言語障害、失行・失認、遂行機能障害、社会的障害。
傍から見たら障害があることさえ分からない人も沢山います。性格から来ているものと勘違いされている方もいて「もともとせっかちだったから」と言われてしまうこともある。
そして一番厄介なのが、自分でこういう障害があると自覚が薄いこと。何となく分かっていても、具体的に分かっていないから対策も取れない。
交通事故での頭部外傷で高次脳機能障害を呈した患者さん曰く、現場検証に行った時に警官に「ホントに障害あるの?」と言われたほど。


何年も掛けてリハビリをして付き合っていくこの障害。

今自分にとっても最重要課題なので、日々勉強していきたいと思います。