トキカケ感想(22時33分ちょっと書き直し)

TOKIOカケル。ゲストは関ジャニ∞

話は思わぬ方向に行って真面目な話も聞けて良い回でした。

カードがあんなに沢山あったのに、OAされたのは3枚?だっけ。よっぽど話が弾んだんだろうなと思う。

 

どれも初めて聴いた話が多くて楽しかったです。

茂さんの自販機話も、前回よりもう少し詳しく聞けて。茂さんは一人で飲みたかったんですね。それを松岡さんが理解しているのもいい。

 

長瀬さんと横山さんが飲んでて、光一さんを途中で横山さんが電話で呼んだら、長瀬さんと光一さんが宇宙の話で盛り上がったと。長瀬さんは宇宙とか文明とか、そういうのに興味あるから光一さんとそんな話になったんだろうなって思う。

 

松岡さんのエピソードは、ザ・松岡さんって感じで。ある意味期待を裏切らないというか。ヤンキー座りで写真撮るのも、大倉さんのこと小僧って呼ぶのも。

 

太一さんが安田さんに曲を聴かせて、そのアレンジを聴いた安田さんが「心臓の音ですか?」と気づくのもすごいし、それを嬉しそうに太一さんがしてたっていうのも良い話。

 

茂さんと丸山さんの飲みでの話は、丸山さんのジャケットをハンガーにかけてあげた話は大分前に丸山さんが言ってたから大分前の話なんだろうけど、茂さんが唯一心を許せる後輩なんだろうなと思いました。FODでのトークを見ても。ずっと笑顔で、思い出し笑いしたりして。すごくリラックスしていて(可愛かった)。

カラオケ対決して負けたらモノボケなのに、自分がやりたくなっちゃうとか。

 

あと自販機話のときに茂さんが自販機の後ろに隠れた理由をはっきり言わなかったのを太一さんが「本当のこと言って」と言ったら茂さんがすんなり本当のこと話しだしたのがエモいです。萌えというか。太一さんの言うことは聴くんかい、って。

 

丸山さんからワン切り来て、その後かけ直しても出なかったから心配してたっていうエピソードもよかったなぁ。茂さん優しい。そして気を遣って電話できない丸山さんも。どっちも気遣いなんだなって。

 

そして茂さんの質問カードで「売れたなと思ったのはいつ?」で、茂さんがTOKIOとして売れたと思ったエピソードを話したのが茂さんっぽいと思いました。個人ではなく、グループとして。それは品川駅の開通式。ああいう事業に参加できるってなかなかないものね。曲名が新幹線にも印字されたり。自分はその頃にTOKIOのファンになったから、とても想い出深いです。茂さんが噛んでたのも、今みれば笑っちゃうけど当時はそんなに気にならなかった。

 

太一さんは全局でレギュラー番組をもったとき。怖かったと言っていて、太一さんっぽいと思いました。松岡さんはモノマネをされたとき。

そして長瀬さん。売れた、というよりも違う視点での話になりましたが「何も満たされてない」「逆に怖い。何がゴールなんだろう?売れたって思っちゃうのが怖いのかもしれない。やることがなくなっちゃう」「自分の何か満たされることは自分の何か作るものに対してのハードル」という答え。

自分は、最初に「何も満たされてない」という発言を聴いたときは寂しく感じました。

個人ならともかくグループとして30年近く一緒にやってきた人たちを前にしてよくそんなことが言えるな、って。恵まれすぎるくらい恵まれた活動してきたのに、長瀬さんの中は空っぽなんだなぁって。それって満たされているのにそれには満足できてないんだろうなと。

で、次に思ったのは、長瀬さん自身が何か生み出して、それが世間に伝わったとかそういう実感が無いから、未だに満たされた気持ちがないのかもしれないと思いました。

ドラマが数字取ったとしても自分の脚本、演出でもないし、チームプレイの結果だし。

数字を取らなくても人々の記憶に残っているドラマがあったとしても。曲も、1位になったもののほとんどが他人が作ってくれた曲。

バラエティの数字もチームプレイの結果だし。

近年、長瀬さんプロデュースの曲をTOKIOは演奏してきたけどリリック以外は特にヒットしなかった。良い曲はあるんだけど一般には伝わりきらなかった。

 

自分は数字も売上も大事だと思うけど、長瀬さんが「そこじゃないと思う」というのは、挑戦してきたことがドラマにしても曲にしてもそこには結びつかなかったからかなと思いました。

コアな層には伝わったドラマ、映画作品、曲はあったけど、長瀬さんが思ったほどじゃなかったのかもしれない。

雑誌で言ってた、アイドルバンドとしての枷の中で曲を作ってきたからまだまだ物足りなさがあるのかもしれない。

 

それをストイックと呼ぶのか向上心があると呼ぶのか。恵まれていることに気づけてない、貴方は世間にしっかり認められているってことを実感できない。両方かな、って自分は思う。

 あとは、長瀬さんが言ってたように、満たされたと思ってしまったらやることがなくなるから、意識的に蓋をしているかもしれない。達成してしまったら、の怖さ。

まだ40前半。ここでTOKIOを抜けて、自由な世界で何を表現していくのか。ある意味もう言い訳は効かない。何の枷も無い中で、音楽やるのかアパレルやるのかバイクなのか文化的活動なのか解からないけど、長瀬さんが納得できることをやりきって、幸せになってくれればいいなと思います。

 

で、こんな長瀬さんの話聞いて、「長瀬はそうだよな」ってメンバー3人がうんうんって聴いてるのが、TOKIOってすごいと思いました。私なんかは「え?」って思っちゃうけど。3人はもう理解しきってる。

仲が良いとかいうレベルじゃないなって。

で、こんな真面目な話聞いて、しんみりしたとこで太一さんが茂さんに振るのが名MCだなって思うし、茂さんは「自分はダジャレが言えれば満足」って笑顔で言っちゃうこの緩さ。茂さんだなぁって思うし、こういうふわーっとした人がリーダーだったからメンバーが思い思いにやってきたし、長瀬さんも気持ちよく送り出すことができるんだろうなと思いました。

長瀬さんのストイックさとはまた別の茂さんの仕事へのスタンス。小さなことに満足というか、達成感はあるだろうけど、はいじゃあ次の挑戦って行けるのが茂さんなのかな。

なんとなくですが、茂さんのこの緩いようなきっちりしているような心持ち。10年後には長瀬さんも同じようになってる感じがします。

(ライブパンフレットで、昔は茂さんがライブセットやコンセプトを凝ってたけど段々シンプルになっていて、長瀬さんも同じようになってたっていう話があったから)

 

松岡さんの話をスルーされたときの「コロスぞこの野郎」は絶妙でした。茂さんが笑ってるのもいい。 

 

関ジャニも、各々のメンバーの話のフォローをしたりとか、クロストークによどみがないし。TOKIO関ジャニも良いグループです。