DASHの楽しみ方

5月以降は、ほんのり陰が差している空気感を勝手に感じてDASHを心から楽しめていなかったけれど、今は以前と同じように楽しんでいます。

 

DASHを視聴し始めたのは深夜時代。とはいえまばらに見ていて、本格的に観始めたのはDASH村里山開拓をやっていた頃だったと思います。

その頃は一つのコーナーにTOKIO2人が出るか、4人出ていてそれぞれペアでロケ(同日ロケなのか別日ロケなのかは不明)。そしてゲスト(と言っても番宣目的ではない、格闘技とかスポーツ選手、天気予報士の木原さんなど)との組み合わせが多かった印象があります。

たとえば「1日にいくつ温泉回れるか」とか「駅弁食べれるか」とか、「雨に濡れずにどこまでいけるか」とか。

恐竜の化石発掘のような長期企画もありつつ、そんなこんなで、だんだんDASH村とソーラーカーだん吉日本1周という2つのコーナーがメインとなり、ソーラーカーに至っては後期には一般人がドライバーとして運転している光景も珍しくなかったです。

そしてこの頃から、特にDASH村とソーラーカーの企画は茂さん山口さんがメインで出てることが多くなり、次点で太一さん(釜や炭作りでは必ず太一さんが来る)、松岡さん長瀬さんはレアキャラとなっていきました。

DASH村は、母屋を建て直した時以降は、大工仕事よりも米や畑などの農業がメインで毎年自然の試練に向かい合いながら、明雄さんたち先人の教えの凄さに感動していました。

この頃は、TOKIOは教えられながら「頑張ってる」という印象。大工仕事など手先が器用だった山口さんだけではなく、炭作りや陶芸といえば太一さん、料理なら茂さん松岡さん、体力系の挑戦企画では最年少の長瀬さん、などそれぞれのキャラ立っていたように思います。

ソーラーカーも、のんびり道草しながら、いつしか地方観光番組に。

 

そして2011年。震災後は、出張DASH村やDASH海岸がメインとなり、その後は0円食堂やDASH島など次々と新しい企画が生まれます。

今の企画である、出張DASH村・海岸・島・グリル厄介・新宿・PR企画は、大きくまとめると日本の文化や生活を伝えるみたいなコンセプトで、良い言い方すればどの企画も繋がりがあり関係性がある。よくない言い方すれば似たり寄ったり、そして結局料理番組になってしまう。

だから2011年ぐらいまでの、色々とごちゃごちゃやっていたDASHもちょっと懐かしく思います。あの時はあの時で「また茂さんと山口さんしか出ないのか」「お、今日は村に松岡さんが来てる!」と思っていたけど。

 

話を戻して。

 

島は東京よりも行きやすいのかどうか分からないですが、1回の放送でTOKIO3人が出ているというのがとても新鮮でした。村の時に比べたら豪華だなーって。

そして、開拓ということで農業よりも先に、線路を引く・家を建てる・水路を作る、などで力仕事や大工の専門技術が求められるようになってから、「DASH村で学んだあの技を」と山口さんの能力に強いスポットライトが当てられた印象があります。

 

それまでは、やるときはしっかり取り組むし手先は器用だけど、ソーラーカーや巨大化企画などでは子供みたいにはしゃいでいたり、拗ねたり、ハイテンションになったり、そこまでしっかり者のお兄さん的キャラでも無かったし何でも出来るキャラでも無かったように思います。

 

まあ何が言いたいかって、誰が特別凄かったわけではなくて5人それぞれ得意不得意分野があって、メンバー同士の関係性も含めてDASHという番組は見ていて面白いです。

 

あの頃レアキャラだった長瀬さんを頻繁に観られるようになったのも嬉しいし。

 

今は4人になって、メンバー一人しか出てないとき、スタッフしか出ていない時もあります。

でも村のときは、村人として常駐していた清くんや保くんなどのAD、明雄さんが出ていたし、そしてソーラーカーの一般ドライバーなど、メンバー以外が出ていても不思議ではない番組。

ゲストも、対決企画の時には色んな方が来ていたので、今後のDASHでもジャニーズに限らず色んな方が混じって企画に参加するのを見たいと思っています。