「サムライマラソン」
観てきました。
佐藤健さん、森山未來さん、青木崇高さん、染谷将太など、自分にとっては「名優」が揃っての映画。
え、何でこうなった?何が言いたいの?マラソンそのものの発展のことを言いたいの?オリンピックの宣伝ですか?
つまらない、と言い切れる映画も珍しいです。キャストの無駄遣い。
いや、こんな風に思ってしまう自分が浅はかなのか?と混乱しました。
話の突っ込みどころの多さと、ストーリーとしてめちゃくちゃなのにちょっと唖然としてしまって、比べるのも失礼ですが先日観たアニメ実写化映画の方がマシでした。
俳優さんの演技とか、構図とか、所謂チャンバラではなく魅せるためでなく「殺すつもりで振る刀」の殺陣は圧巻でしたし(はいここ格好良いよ、迫力あるよ、っていう斬り方しないので刀さばきが速すぎて見えなかったり、遠くの方であっという間に首をはねているとか、そういうのが良かった)、遠足(とおあし)に向けた各々の思惑模様とか、時代劇らしからぬ武士の日常の軽やかな会話とか、面白い要素は沢山ありました。
それが全然生きないお話になっていて、「何故こうなった?」とモヤモヤが残りました。