映画感想

エジソンズ・ゲーム」を観に行きました。数ヶ月ぶりの映画館での映画鑑賞。幸せな気分でした。

元々午前中は空いてるので気をつけなくても人との接触はほぼ無いのですが、TOHOはしっかり対策していました。

席と席の間を離すのは勿論のこと、上映回数の減少、そして券を見せるところではサーモグラフィーが置いてありました。多分、体温計でちゃんと測った方がいい気がしますが(自分が自宅で測った体温と違ったから)、まずは職員をちゃんと守ってる感じがしてよかったです。

 

エジソンのことは電気や蓄音機を発明して人という認識でしかなかったので、電気の供給源を巡ってのウェスティングハウスとテスラ、そしてエジソンとの間の戦いのことは知りませんでした。

テスラは結構天才だったみたいですが映画ではそんなに伝わってこなかったので、そこをもっと強く言ってもいいんじゃないかと思いました。

エジソンは悪役として描かれることが多いようですが、今作では家族との関係も含め、仕事については一応まっすぐに向き合っているし、苦心しながらも戦いに挑んでいる姿が印象的でした。

シカゴの万博で、電気を必要としない「書」を実演展示している中国ブースで、エジソンウェスティングハウスの二人が語らうラストは印象的でした。

あとエジソンが(実用的に使えるように)発明した白熱電球の中身に日本の竹が使われていたことも印象的でした。

 

電気椅子の開発、映画の開発、そこにもエジソンが関わっていたのもびっくり。

 

あと、この映画は映像がとても綺麗でした。ストーリーや事実の細かい描写よりも映像美を優先したのかと思うくらい。絵画のようで、映像をゆっくり楽しみたい気持ちにもなりました。