新型コロナ対策について

今年の3月くらいから本格的に騒がれ始めた新型コロナウイルス。covit19。

あれからあっという間に8ヶ月が過ぎました。

 

<自宅での過ごし方、外出時について>

元々バラバラに過ごしていた、というのもありますが、家族とは食事はバラバラに取っています。最初に家族が夕飯を食べて、そのあとで自分が食べる。

手洗いは勿論石鹸を使用。自分はペーパータオル、家族は布タオルを使用。

玄関には常に消毒液設置。

 

外出前、後は手洗い。マスク着用。

自分は6月くらいまではサージカルマスクを着けていましたが徐々に在庫が少なくなってきたので、冬のインフルエンザ対策のためにもとっておくようにして、その後は布マスクを使用。

外出と言っても誰かと食事するわけでもないし、お店の人とは注文時と支払い時に話をする程度なのでサージカルマスクじゃなくてもいいかなと。

 

COCOAアプリは入れています。職場からも本格的に言われてるのもあるし。お守り感覚。

 

<職場について>

色々大変でした。肌感覚として、県内の病院が最も恐れていたのは「風評被害」だったように思います。

コロナが流行りだす前の1月から、うちの病院は面会制限をしていました。インフルエンザが毎年毎年流行るので「今年こそは防ぐ!」と1月からは家族はエレベーター前まで、とかある期間は患者さんはリハビリ室に移動しないで病棟で訓練やったりとか。

 

それが功を奏したのか、そこから2月3月と制限を増やしても患者さんからも家族からもクレームは特に無かったです。

 

ただ緊急事態宣言が出た4月頃かな。

遂にはエレベーター前での面会も禁止になって、ターミナルの方との面会以外は完全禁止。

患者さんも病棟から出ることは基本的には禁止。

 

ipadを病院側で購入して、テレビ電話が開始されたのがその頃。

まあ慣れってすごいもので、MMSE1桁の認知症の患者さんもコロナのことを理解して、テレビ電話で会話するのも今では慣れてきました。

 

今回のことで、これは、良かったというのも変な話だけど。帰宅願望が強い方には「コロナが流行ってるから」という理由を使って説明することで、今まで以上に説明が楽になったことが最も良かったことかもしれません。

 

職員の行動については、出勤時・勤務時・帰宅時はマスク着用。食事は各々離れるか、斜め向かいに座る。マスクしていない人に話しかけない、またはマスクしていない状態でマスクしている人に話しかけるのもだめ。お互いにマスクをしていれば会話していい。

 

最初は息苦しかったけど、食事の時に仕事を頼まれずに済んだこと、会議ががなくなったのがよかった。

でも、仕事の愚痴だとか情報交換を職員同士でできなくなったのがストレスにはなってます。

今年の離職率が多い原因のひとつかもしれない。

 

リハビリ室には各病棟の患者さんが集まるので、今では曜日を指定しています。例えば月曜日はA病棟の患者さんが貸切、火曜日はB病棟、というように。

これも最初は息苦しかった。リハビリ室の広い空間、物品が揃ってる所ではなくて病棟の狭い空間でリハビリするのは結構疲れます。やれることも限られるし。

それも今では慣れてきました。

大変は大変だけど。もう慣れですね。人間って順応性すごい。欲を言えばベランダがあったらいいなと思います。

陽の光を存分に浴びたことのない患者さん。最大で8ヶ月外に出たことのない患者さんがいますんで。

 

そうそう、患者さんの家に訪問できなくなったのが大変だった。

訪問リハビリのスタッフはOKだけど、病院スタッフはだめ。

なので難渋ケースの場合は訪問の人たちに患者さんの家に代わりに行ってもらって家の様子をビデオで撮ってもらったり家族から話を聞いてもらうようにしています。