映画「エルヴィス」を観に行きました。
ここからネタバレありです。
まあまあ良かったです。
まあまあ、というのはエルヴィス・プレスリーの半生を描くにあたって、その人生をパーク大佐(エルヴィスのマネージャー)視点で描いているんで大佐のことも結構画面に出てくるんですよね。
個人的にはエルヴィスに感情移入して観ているので「もう大佐のことはいいよ」となってしまって。
ただ、これがエルヴィス視点で自叙伝みたいに描くと所謂神の視点というか客観的に見られないから「誰かから見たエルヴィス」を描くためにこの手法が一番いい、って分かっていても大佐の顔が出てくる度に萎えてしまいました。
ラストのあれが本物の映像だったとしたら、それもなぁ…って思ってしまいます。それはせめてエンドロールでやりましょうよって。
エルヴィスのことはほぼ無知ですが、映画を見ていて、後世にたくさんの影響を与えた人なんだということはよく分かりました。
ギタープレイ見ていても、ああ~あのアーティストさんの動きってこれを経てきているのかなーとか。
あとは日本のことがちょっと出てきたのが嬉しかったり。この時代、アジアツアーやるなら日本だったんだなとか。
ゴジラが伝わってるのもこの時代か、とか。
女性の髪型については、昭和の少女漫画そのものだったので感動しました。あれって漫画的表現じゃなくて本当にあったんだ、って。