踊る大捜査線

休みの間はひたすら踊る大捜査線、映画を観てました。好きじゃなかった劇場版の3と4も。4はホントにわけわからない変な話だと思ってましたが、今見返すと、事件を描きたかったのではなく青島と室井さんが目指してきた警察組織を変えたいという気持ちが、別のキャラクターが強硬で実施するという話だったんですね。

そのテーマも大事だけど、自分は踊る大捜査線の組織の人間関係の話とか事件をひょんなたところから解決していく話が好きだったので3と4は好きじゃなかったんですが、少しは劇場版4の良さが分かりました。

 

にしても室井さんが青島好きすぎて、こっちが照れるくらいです。あ、あと4は新城さんが出てくるのでそこは好きです。

 

容疑者室井慎次も観ました。新宿警察の描きかたが誇張が過ぎる以外は骨太でシリアスで良かったかな。沖田さんがカッコ良かったです。

 

踊る大捜査線、良い部分もそうでない部分もあるけど邦画作品としてめちゃくちゃ造りが豪華だしオリジナルストーリーでここまで描けてるのは凄い。凄い作品だったと改めて気付かされました。

 

制作当時はエヴァやルパンの影響も受けてたそうですが(庵野さんに承諾もらってBGMも使わせてもらってた)、多分庵野さんにも踊るは影響を与えてたのではと思います。

シンゴジラでの組織の動きかたやカメラワークが踊ると似てるところがいくつかあるんですよね。

夜明けの映像にテレビニュースコメントが被るところとか、背景の写しかたとか。

お互いに無意識に影響はあったのかなと。

 

その後の警察ドラマを変えた革命的な踊る大捜査線。青春の思い出の一つ。学生のときに観たときに気付かなかったものもあるので記憶だけに留めないで、また時々見返そうと思います。