はてなダイアリーを始めたのが2007年の3月22日。あと1ヶ月くらいで5年になります。
昔の日記を思い切っていくつか読み直したら辛いことを思い出して涙出て来た。
途中で[OT関係]のカテゴリーがほとんど出て来なくて、現実逃避しているのが分かる(苦笑)

辛かった日々、通りすがりの方達が温かい言葉をたくさんくださいました。
正直、当時はそんな言葉すら辛かったけれど、数年経った今読み返して、ようやく心から感謝できます。
今更ですが、本当にありがとうございました。

OTという仕事でのターニングポイントは4年目の時に受け持った実習生のバイザーという経験だったと思う。
アレがあったから成長出来た部分もあった。
あの実習生は今年国試を受ける筈。
上手くいってるといいんだけれど。

あの時の実習生さん。感謝しています。

あの頃は看護師さんとの信頼関係も出来始めていて、上手く行かないこともあったけど、そればっかりでは無かった。

課題だった職場での人間関係は上手く行き始めてたけど。でもそうは言っても、技術面においては自分の中ではどん詰まりで。
同期からは遅れていたし、後輩にも追い越されていた。
認知症、脊髄損傷、高次脳機能障害、シーティング。どれも中途半端な知識しか無かった。


そんな中での第2のターニングポイントは5年目の年での老健への異動。
当時は嫌で嫌でたまらなかった。でも今はあの時飛ばされて良かったと思う。

それから、影響されたことが一つあって。それは茂さんの舞台への挑戦。
慣れないことに挑戦する姿を知って、実際にグローブ座へ観に行って。自分ももっと頑張らなきゃという気持ちにさせてくれました。


今でも、更衣室のロッカーで声をかけてくれる看護師さんが何人かいる。
そのたびに思うのは、あの頃の自分は全てが間違ってたわけじゃないんだ、と。
会議で、院長が「アニシさんは病院では優秀だった」と冗談交じりに言ってくれたこととか。

自分は合格点は取れてはいなかったけど、60点くらいは取れてたんだと。そう思います。


今の職場の上司と言うか先輩は物凄く優しい。
家庭も近所の付き合いも大事にしていて、人付き合いもよくて、後輩想いで、仕事熱心で、真面目で、そこそこ力を抜くことも出来ていて、厳しく怒ってもぐだぐだ言わないし。
休み時間に少しでも仕事していると「ちゃんと休め」って注意してくるし、少しでも残業していると「残業記録付けて」と言う。
こんなに優しい人は今まで出会ったことがない。あまりにも優しいからこっちは涙が出てきて困ったこともあった。
優し過ぎて怖くなることもあるくらい。

恩返しが出来るように、仕事頑張りたいです。